ヤンキースが接戦制す 田中6回2失点で今季6勝目

【ブルージェイズ2-4ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは、2対2の同点で迎えた5回裏二死一・三塁の場面で、ブルージェイズ先発のマーカス・ストローマンの暴投により三塁走者のジオ・ウルシェラが生還して勝ち越しに成功。7回裏にはマイク・トックマンが5号ソロを放ってリードを2点に広げ、先発の田中将大からアダム・オッタビーノ、トミー・ケインリー、ザック・ブリットン、アロルディス・チャップマンと繋いでリードを守り抜いた。後半戦初登板となった田中は、5回表にソロ2本を浴びて同点とされたものの、6回79球2失点の好投で今季6勝目(5敗)。チャップマンは今季25セーブ目をマークした。敗れたブルージェイズは、ストローマンが6回3失点で今季10敗目(5勝)。打線はソロ2本による2点のみに終わり、力投するエース右腕を援護できなかった。

先発の田中が上々の立ち上がりを見せたヤンキースは、2回裏に一死二・三塁のチャンスを作り、ウルシェラのタイムリーで2点を先制。田中は直後の3回表にエラー絡みで一死一・二塁のピンチを背負うも、フレディ・ギャルビスをセンターフライ、ルルデス・グリエルJr.をレフトフライに抑え、無失点で切り抜けた。2点リードの5回裏にランドール・グリチックの16号ソロとエリック・ソガードの10号ソロで同点とされたものの、味方が1点を勝ち越した直後の6回表は三者凡退。強力リリーフ陣に後を託し、田中は6回79球2失点でマウンドを降りた。その後、トックマンが2番手のデレク・ローから貴重な追加点となる5号ソロを放ち、リリーフ陣がブルージェイズ打線の反撃をシャットアウトして試合終了。田中は自身3連勝で、今季の防御率は3.81となった。

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