エンゼルスが3連戦をスイープ 大谷1安打&菊池3失点

【マリナーズ3-6エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは、3対3の同点で迎えた8回裏に二死一・三塁のチャンスを作り、マット・サイスがマリナーズ5番手のロエニス・エリアスから1号3ラン。24歳の新人三塁手の記念すべきメジャー初アーチで勝ち越しに成功し、6対3でマリナーズを破って本拠地エンゼル・スタジアムでの3連戦をスイープした。エンゼルス4番手のタイ・バットリーが1回無失点で今季5勝目(4敗)、5番手のハンセル・ロブレスが同じく1回無失点で今季13セーブ目をマーク。敗れたマリナーズは、8回裏にピンチを招いて降板した4番手のアンソニー・バースが今季3敗目(1勝)を喫し、10安打を放った打線も15三振、得点圏で8打数1安打と繋がりを欠いた。

マリナーズ先発の菊池雄星と「3番・指名打者」で先発出場したエンゼルスの大谷翔平の直接対決は、初回の第1打席が四球、3回裏の第2打席が空振り三振。菊池が5回裏無死一・二塁の場面でマウンドを降りたため、直接対決はこの2打席だけだった。初回にトム・マーフィーがタイムリー、2回表にオースティン・ノラが2号ソロを放ち、2点のリードをもらった菊池だったが、2回裏にコール・カルフーンに21号ソロを被弾。直後の3回表にドミンゴ・サンタナの19号ソロで再び2点リードとなったものの、5回裏にピンチを招いて降板し、2番手のマット・カラシティが無死満塁からアンドレルトン・シモンズに押し出し四球、大谷に犠牲フライを許したため、2失点が菊池に追加された。大谷はその後、7回裏の第4打席で一塁強襲の内野安打を放ち、2打数1安打1打点(打率.300)。菊池は5回途中まで87球を投げ、被安打2(うち被本塁打1)、奪三振3、与四球4、失点3という内容だった(防御率5.01)。

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