V長崎ホーム戦 1試合平均8086人、リーグ7位 1万人超えは2回

前半戦のホームの入場者数

 V長崎のホームスタジアム、トランスコスモススタジアム長崎(諫早市)のリーグ戦1試合平均の入場者数は、10試合を終えた時点で8086人。J1だった昨季の1万1225人からは減ったが、J2リーグ全体では7位と健闘している。約1万4000人の新潟がトップを走る。
 第1節横浜FC戦は、手倉森監督体制となって初めてのJ2の試合。「優勝してJ1昇格」を掲げたチームの船出を見届けようと、1万1924人が詰め掛けた。大型連休初日の第11節鹿児島戦は「平成ラストマッチ」と銘打ち、先着1万人に記念Tシャツをプレゼント。鹿児島サポーターも大勢駆け付け、今季2番目に多い1万1159人を記録した。
 1万人を超えたのはこの2回で、それ以外はおおむね7000人前後で推移している。J1昇格を果たした2017年の平均入場者数5941人より増えているが、J1チームは軒並み、平均1万人以上の入場者を集めている。17年は自動昇格を決めた第41節讃岐戦で約2万2000人が入るなど、V長崎の成績に比例して集客数も増えた。今年も後半戦に順位を上げ、注目度を高めていきたい。

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