ルノーがダブル入賞「マクラーレンに勝てなかったのは悔しい」とリカルド:F1イギリスGP

 2019年F1イギリスGP決勝で、ルノーのダニエル・リカルドは7位、ニコ・ヒュルケンベルグは10位だった。

■ルノーF1チーム
ダニエル・リカルド 決勝=7位
 総合的に見て、いいレースだったと思うよ。悪くないスタートを切ったと思っていたら、クリーンなバトルの末に、ランド(・ノリス)に前に出られてしまった。アンダーカットを成功させて、ポジションを取り返したのはよかったけれど、残念ながらセーフティカーでカルロス(・サインツJr.)がフリーストップを得てしまった。僕らの方は運がなかったね。最後の最後まで彼を追いかけたが、本格的にアタックすることはできなかった。

 この2戦がうまくいかなかったから、トップ10に戻ってこられたことがうれしい。短期間で、1ラップペースもレースペースもある程度よくなった。2週間前なら、喜んで受け入れたようなリザルトだよ。

2019年F1第10戦イギリスGP ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)とダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)

ニコ・ヒュルケンベルグ 決勝=10位
 今日はこんなに頑張ったにもかかわらず、10位どまりだったことが残念だ。ただただレースが思うようにいかなかった。

 戦略はもうすこしうまくやれたかもしれない。それから、セーフティカー後のリスタートでヒットされて、ポジションをひとつ落とし、終盤にはエンジンの出力を抑えて走らなければならない場面があり、それもロスになった。

 いろいろなことがうまくいかず、それが積み重なって大きなマイナスになる、そういう日曜だった。2台揃って入賞できたのはポジティブな出来事だけど、次のレースに向けてもっと状況をよくするために、態勢を立て直して、いろいろなことを見直す必要がある。

© 株式会社三栄