2016年に女優宣言して既に６本のテレビドラマに出演のオスカープロモーション所属・中川知香。ドラマ７作目は「ROOKIES」「ろくでなしBLUES」でお馴染みの森田まさのり原作の青春お笑いドラマ「べしゃり暮らし」にレギュラーとして出演が決定。
放送を７月27日に控え、ドラマの見どころや撮影エピソードを、望月ひかり役を演じる中川に聞いてみた。
--「べしゃり暮らし」はどんなドラマ？
「皆が漫才に対して凄い熱い思いを持ったお笑い青春ドラマなんです、スポーツとかの青春ドラマは私も観てきたんですけど、漫才の青春ドラマって初めてで“新鮮だな”と思って演じてました」
--中川さんの役どころは？
「漫才コンビ『デジタルきんぎょ』のマネージャー役で、就任２～３年の設定なんですけど、台本を読んでいると結構距離感が近いんですよね、マネージャーについて２～３年の割には思った事を何でも言う関係で、ちょっと空気が読めないのかなって思うときもありますね」
--見どころは
「皆さんが演じる漫才はもちろんなんですけど、コンビ同士の“コンビ愛”友達同士とはちょっと違う、男らしさの中にある“もどかしさ”相手の事が好きなんだけどそれを言わない不器用な愛とか、そんなところが見どころですかね」
--お笑いは好きなんですか？
「好きなんですよ！よく見てます。M-1グランプリとかも毎年見てます」
--因みに好きな芸人さんは？
「ハライチの岩井さんなんですよ（笑）以前から大好きなんです、ちょっと変わった方なんですが、あの独特の感性が好きで……ラジオも毎週聴いてます。一回AbemaTVで共演したことがあったんですよ、だけど緊張しすぎて何も喋れなかったです、ライブとかも行ってみたいですね」
--「べしゃり暮らし」の撮影現場はどんな雰囲気だったんですか？
「私は基本デジタルきんぎょのお二人と間宮さん、矢本さんとご一緒で、周りはみんな男性陣だったんです。楽屋も皆一緒だったんですけど“男子校”みたいな感じで、話が面白くてつい聞いてしまうんです（笑）朝からみんな元気だなと思いました」
--収録は全部終わったと聞きましたが、何かハプニングはありましたか？
「演出が劇団ひとりさんで、クールな方なんですけど、演技に対してすごく厳しい方だと思いました。直前にセリフが変わることもあり特に、漫才のシーンとかはセリフの言い方とかタイミング、そういったアドバイスが『あ、芸人さんだな』って思う部分が結構ありましたね」
--ドラマで実際に漫才をやるシーンはあるんですか？
「あります、劇場でエキストラのお客さんも大勢入れて、とても緊張したと思いますよ！芸人役の方は本番直前までセリフ合わせをしてました、セリフの変更もあったり、あれを出来るのは凄いなぁ～と思いましたね」
--女優宣言してからドラマ７作目ですけど、女優をやってみて難しいところは？
「モデルの時は綺麗に見せる“見せ方”を重視してたんですけど、演技をやり始めていくうちに自分がどう見えるかよりも、役としてどう見えるかってことを考えるようになったので、撮られてて“綺麗に写ろう”っていう意識はなくなりましたね」
--中川さんが目指す女優は？
「それが、女優宣言したころの感覚とは今は違うんですよね、変わってきてるんですよ、女優として成長してるんですかね（笑）。いろいろな役をやりたいのでレッスンに対する意識も変わりましたね、『個性的な役』とかやってみたいです、今まで真面目な役とか多いんです、イメージ的に『ミス・ワールド出身だし』とか思われがちなので、例えばコンフィデンスマンJPの長澤まさみさんみたいな役とか、サイコパスな役とか挑戦したいですね」
--さて、前回出演のドラマ「私のおじさん～WATAOJI～」では城田優さんと強烈なキスシーンがありましたが、その後の反応どうでした？
「（笑）ドラマデビューした頃はみんなから連絡が来ていたのですが、ここしばらく連絡がなかったんです、でもキスシーンが終わった直後にパパパパァ～って感じで連絡があって(笑)『城田さん優とキスしてる！』『あれ知香だよね？』みたいな、もうニュースでしたね」
--そのシーン、女優として感想は？
「クランクインして一発目のシーンがアレだったんですよ(笑)、でも逆に、最初にアレを撮っていたのでそのあとは楽でした、初めてのキスシーンで監督から“おかわりキッスもちょうだい”と言われて、ちょっとびっくりしましたけど、城田さんが気遣ってくださり、思ったより緊張せずに出来ました。」
--最後にドラマのPRをどうぞ
「漫才のシーンはもちろんなんですけど、芸人さん同士の心の奥にある“コンビ愛”も見てもらいたいです。私が演じるデジタルきんぎょのマネージャー『望月ひかり』にもぜひ注目していただきたいです。」
土曜ナイトドラマ「べしゃり暮らし」（テレビ朝日系）は7月27日よる11：15分スタート
