日ハムが後半戦白星発進 初回4得点、オープナー成功 鷹は日本人無安打で1か月ぶり連敗

日本ハム・堀瑞輝【写真:石川加奈子】

先発の堀が3回1安打無失点、2番手ロドリゲスも3回を2安打1失点

■日本ハム 5-1 ソフトバンク(15日・ヤフオクドーム)

 日本ハムが後半戦開幕を勝利で飾った。15日、敵地ヤフオクドームでのソフトバンク戦。初回に怒涛の3連打で先制するなど5安打で4点を先制すると、このリードを継投で守り抜いた。連敗を2で止め、首位ソフトバンクとの差を6ゲーム差に縮めた。

 初回いきなりの猛攻で勝利を手繰り寄せた。先頭の西川から杉谷、近藤と3連打で1点を先制。さらに渡邉に中前適時打、田中賢には左翼線への適時三塁打が飛び出して、大量4得点のビッグイニングを作った。5回には石井一が右前適時打を放ってリードを広げた。

“オープナー”として先発した堀は3回まで1安打、打者9人で封じる好投。2番手のロドリゲスも3イニングを2安打1失点と最少失点で食い止めた。7回からは石川直、宮西、秋吉と繋いでリードを守り抜いた。

 ソフトバンクは約1か月ぶりに連敗となり、後半戦は黒星スタートとなった。先発の大竹がいきなり初回に4点を失うと、打線も日本ハムの継投策の前に散発4安打1得点。デスパイネとグラシアルが2安打ずつと、日本人はノーヒットに終わり反撃できなかった。ソフトバンクが連敗を喫するのは、引き分けを挟んで2連敗となった6月12日の阪神戦(ヤフオクD)以来となった。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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