THE BLACK COMET CLUB BAND 「EMPTY FIST」- 摩訶不思議なPOWER SONGたち

摩訶不思議なPOWER SONGたち

高野哲率いる”THE BLACK COMET CLUB BAND”がミニアルバムをリリース。同じく高野哲率いる3ピースロックバンド”nil”、ベースレスピアノバンド”THE JUNEJULYAUGUST”を合体させたツインドラムロックバンド。重厚な音圧のロックンロールをピアノの音色が遊ばせながら様々な曲調を可能にする。そしてそれを、“空っぽの手の平にこぼれた握った”と何かを掴もうとする「EMPTY FIST」、絶望を目の前に“どうせなら恋をしよう”と唄う「La Vie En Rose」など、どうしようもない現実を前向きにして“大丈夫だよ”と言ってくれているような言葉と、激しさとやさしさの入り混じった声で包み込むように表現された今作。6月からの「THE BLACK COMET CLUB BAND tour 2019」は10/5東京キネマ倶楽部のワンマンにて幕をとじる。こんな曲たちを多くの人に触れてほしいと思います。(ROCK CAFE LOFT:庄司圭一郎)

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