カージナルス快勝 オニール2本塁打&マイコラス完封

【パイレーツ0-7カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

カージナルスは、先発のマイルズ・マイコラスが8安打完封勝利、4番のタイラー・オニールが2本塁打を含む3安打4打点と活躍し、パイレーツに7対0で完勝。敗れたブリュワーズをかわしてナ・リーグ中部地区2位に浮上し、同じく敗れた地区首位のカブスとのゲーム差を2に縮めた。マイコラスは最初の4イニングを最少打者数で抑える好投を見せ、5回表二死二・三塁のピンチもジェイコブ・ストーリングスをサードゴロに打ち取って無失点。その後も3イニング連続で得点圏に走者を背負いながらもピンチを凌ぎ、9回表は三者凡退に抑えてちょうど100球で通算2度目の完封勝利を達成した。マイコラスは今季6勝目(9敗)をマーク。パイレーツ先発のジョー・マスグローブは5回途中5失点(自責点4)で今季8敗目(6勝)を喫した。

初回にオニールの打球が左翼コリー・ディッカーソンのタイムリーエラーを誘発して1点を先制したカージナルスは、3回裏にポール・ゴールドシュミットのタイムリー二塁打とデクスター・ファウラーの犠牲フライで2点を追加。5回裏にオニールがセンターへの3号2ラン、7回裏に再びオニールがセンターへの4号2ランを放ち、大量7点をリードして試合の主導権を握った。外野の激しい定位置争いのなかに身を置いているオニールは、自身初となるマルチ本塁打を記録する活躍。直近3試合で12打数6安打(打率.500)、3本塁打、9打点をマークするなど、故障離脱中のマーセル・オズーナの穴を感じさせない見事な活躍を続けている。今季の成績は打率.295、OPS.842となり、この活躍を続けていけば、レギュラー定着も夢ではないだろう。

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