マイクロソフト、パロアルトネットワークスとシーゲイト各社の経営幹部が、 戦略投資家としてDriveNets社の1億1700万ドルのシリーズA投資ラウンドに参加

マイクロソフトなど各社経営幹部、 DriveNets社の1億1700万ドルのシリーズA投資ラウンドに参加

マイクロソフト、パロアルトネットワークスとシーゲイト各社の経営幹部が、 戦略投資家としてDriveNets社の1億1700万ドルのシリーズA投資ラウンドに参加

AsiaNet 79573

【ラーナナ、イスラエル、2019年7月16日、PRNewswire】
・高い影響力を持つビジネスリーダー達が「通信会社のネットワークを新規構築することで、今後何十年にも渡ってネットワークの操作性と経済モデルを変革する」というDriveNets社のビジョンを支持

・シーゲイトの取締役会長であるスティーブ・ルクゾ氏が、DriveNets社の理事会に加盟

ネットワーク関連ソフトウェア企業のDriveNets社 (https://www.drivenets.com/)は、シーゲイトの理事長であり前CEOでもあるスティーブ・ルクゾ氏、パロアルトネットワークスの前CEOであるマーク・マクラーリン氏、そしてマイクロソフトの理事長であるジョン・トムソン氏という著名な戦略投資家の、同社の1億1700万ドルのシリーズA投資ラウンド (https://www.drivenets.com/uploads/Press/pr_funding.pdf)への参加を本日付で発表しました。スティーブ・ルクゾ氏は、さらにDriveNets社の取締役会にも加盟しました。今回新たに参加した資家達はビジネスと同産業分野で非常に豊かな経験を持っており、DriveNets社が今後、CSPのネットワーク構築や、ネットワークに対価を払って収益性を上げていくCSPのあり方を再定義していくための推進力となると期待されています。

その他の主な投資家は、Apple EMEIAの元GM兼VP (2000-2012年)であったパスカル・カグニ氏が創設し指揮する基金C4 Ventures、グローバルデータテレコム会社の元CEO兼COOそしてエリクソンの元戦略指揮者でもあったドーグ・ジルストラップ氏、イスラエルの著名投資家でこれまでに6つのスタートアップの資金回収を成功させ、そのうち2つをシスコに売却したベニ―・シュナイダー氏です。DriveNets社のソフトウェアネットワーキング技術は、既にTire1北米サービスプロバイダーによって実用化されていますが、今回こうした著名な投資家が同社の事業に出資することで、産業界からのその注目度の高さを示すことに成ります。

通信サービスプロバイダー(CSPs)各社は、現在史上最大の需要増加に直面しています。しかしながら、既存のネットワーク構造はこれまで何十年も使われて来たもので、この大きなチャンスに乗ることができるキャパシティーが無いというのが現状です。キャパシティーを上げるには従来型の膨大な設備投資をしなければならず、工程が完了して基本的なサービスを再開できるまでに長い時間がかかります。これは各社の成長と収益性の低下につながってしまいます。DriveNets社はこうした課題を解決するべく、革新的なネットワーク構築手法を編み出しました。ハイパースケール企業の構造モデルを通信会社のネットワークに応用することで、ソフトウェアを使ったネットワークソリューションを提供するのです。この商品はネットワーククラウド (https://www.drivenets.com/products)という名前で、ネットワークの実務モデルを一新するものです。

ネットワーククラウドはクラウドベースの完全非集計型ソフトウェアで、2種類のホワイトボックスの構成要素のみを使って、経路指定データを通信事業者指定のホワイトボックス、また標準サーバーの場合はコントロールプレーンに流します。こうすることでネットワークは完全に最適化されたシェアードリソースとなり、通信会社に適したサイズのパフォーマンスと、より収益性の高い経済モデルを実現します。これにより、通信会社は多数のネットワークを保持することができるようになります。

「我々を支援してくれている投資家は、世界トップのテクノロジー企業各社のリーダーを務めた人達です。業界に革命を起こし、何十億ドルという価値のある会社を興してきました。そんな彼らが我が社を信頼してくれたことを誇りに思っています。彼らの幅広い経験とビジネスの知識は、我が社の成長と規模拡大を後押しし、顧客により良いサービスを提供する助けになるでしょう。また今回スティーブ・ルクゾ氏が我が社の理事会に加盟してくださり、とても光栄に思います。彼の経験とビジネス成長に実際に関わってきた知見を利用して、我が社のビジネスも成長することができると期待しています。」と、DriveNets社のCEO兼共同創設者であるイド・スーザン氏はコメントしています。

スティーブ・ルクゾ氏は、現在のDriveNets社理事メンバーであるイド・スーザン氏、ヒレル・コブリンスキー氏、Bessemer Venture Partnersの出資者であるアダム・フィッシャー氏、Pitango Growthの経営総合出資者であるアーロン・マンコブスキー氏と伴に名を連ねることになります。シーゲイトの取締役会で培われたリーダーシップに加えて、同氏はマイクロソフト、VMware及びヴェリタスの理事経験も持ち合わせています。「DriveNetsの才能溢れるチームと共に、同社のビジネス戦略や商品開発、主な戦略的パートナーシップに対して助言できることを嬉しく思います。DriveNets社での私の役割と、VMware理事時代の経験はとても似通ったところがあると感じます。VMwareはバーチャル化の革命を起こした会社だからです。今度は通信会社関連のビジネスで同じような経験ができることを楽しみにしています。」と、スティーブ・ルクゾ氏はコメントしています。

DriveNets社は通信事業で著名な2人の起業家、イド・スーザン氏とヒレル・コブリンスキー氏によって創設されました。スーザン氏はその前にはIntucellの共同創設者として自動最適化ネットワーク(SON)を発明し、2013年に4億7500万ドルでシスコに売却しました。コブリンスキー氏はウェブ会議のスペシャリストであるInterwiseを開発し、AT&Tに1億2100万ドルで売却しました。

「クラウド移行は今後避けては通れないことで、過去2-3年にどんどん加速化してきています。イド氏率いるチームは、クラウドがどのようにして通信会社各社の需要を満たすことができるのか理解しています。私は、現在の膨大なサービス需要に乗ってCSPの収益性向上を図るために同社のビジョンが役立つと確信しています。DriveNets社は市場に素晴らしい革命を起こそうとしており、サービスプロバイダーはこれに深く関心を払うべきです。」と、Lightspeed Venturesの出資者でマイクロソフト取締役会長であるジョン・トムソン氏はコメントしています。

「DriveNets社は、アメリカトップの通信会社のネットワークとビジネスモデルの改革において素晴らしい業績を残しました。C4 Venturesと私は、欧州のトップサービスプロバイダーとも同様の結果を残すためにイド氏のチームと協働できるのを心待ちにしています。電話会社レベルでのクラウド革命に対しては、欧州市場もアメリカと同じくらいに機が熟しています。」と、C4 Venturesの設立出資者であるパスカル・カグニ氏はコメントしています。

DriveNets社について
DriveNets社 (https://www.drivenets.com/)は、通信サービスプロバイダー(CSPs)が通信会社史上最大の需要増加の波に乗り、技術・経済モデルを変更することによって収益性を格段に向上させるサポートをします。DriveNets社の商品はネットワーククラウドと呼ばれ、これまで20年来使われてきたネットワーク構造を、ハイパースケール企業が使っているネットワーク構造を通信会社に適したサイズにしたモデルに置き換えます。ネットワーククラウドはクラウドベースのソフトウェアで、標準的なホワイトボックスを上書きして、ネットワークの操作モデルを大幅に簡素化します。これを導入すれば、通信会社に適したネットワークパフォーマンスを非常に低コストで実現することができるようになります。

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Judith Arkush
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(日本語リリース:クライアント提供)