光州で歴代最大のFINA世界水泳選手権大会が開幕

光州で歴代最大のFINA世界水泳選手権大会が開幕

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【光州(韓国)2019年7月12日PR Newswire=共同通信JBN】2019年国際水泳連盟(FINA)世界水泳選手権大会は12日開幕し、ソウルの南330キロにある光州で午後8時20分に開会式が開催された。2001年の日本・福岡、2011年の中国・上海に続き、アジアで3番目の開催地となる。

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「Dive into Peace(平和にダイブ)」をスローガンとする光州大会は、2020年東京夏季五輪の前哨戦でもあり、複数の五輪出場権がかかっている。

今年の大会は、締め切りの7月3日までに194カ国から2639人の選手が登録を終え、歴代最大規模となった。2年前のブダペストでの前回大会には177カ国の2303人が出場、2015年のロシア・カザン大会では184カ国の2413人の選手が競い合った。

7月28日までの期間中、選手たちは競泳、飛び込み、水球、アーティスティックスイミング、オープンウォータースイミング、ハイダイビングで76個の金メダルを争う。

開催国の韓国からは82人の選手が参加し、最大の世界選手権チームとなる。競泳に29人、水球に26人、アーティスティックスイミングに11人、飛び込みに8人、オープンウォータースイミングに8人が出場する。

米国のケーレブ・ドレッセル選手は、最も偉大な国際的スターの1人である。彼は前回2017年世界選手権の男子競泳で7個の金メダルを獲得し、1大会の最多タイトル獲得でマイケル・フェルプス氏の記録に並んだ。ドレッセル選手は光州でもその偉業に匹敵しようと努め、偉大なフェルプス氏さえ達成できなかった2大会連続の7冠を目指すだろう。

もう1人の水泳界のスター、中国の孫楊選手は男子自由形400メートルで4連勝を狙うとみられる。

女子の部で、米国のケイティ・レデッキー選手は光州で記録の更新に挑むだろう。レデッキー選手は、2013年から2017年までの世界選手権3大会連続で自由形の400メートル、800メートル、1500メートルで3個の金メダルを獲得した。3種目の全てで世界記録を保持する同選手は、前人未到の4大会連続の世界記録でこれら3距離の制覇に挑む。

レデッキー選手は既に、女子競泳選手では歴代最多となる14の世界タイトルを手にしている。

2009年から世界選手権大会に出場しているスウェーデンのサラ・ショーストレム選手は金メダル7個、銀メダル4個、銅メダル1個という通算メダル数を伸ばそうとしている。これらの金メダルのうち3個は2017年に獲得したものである。

ソース:The FINA World Championships Gwangju 2019 Organizing Committee