ガートナーがWangsu子会社のCDNetworksを初めて「グローバル」と評価

ガートナーがWangsu子会社のCDNetworksを初めて「グローバル」と評価

AsiaNet 79676 (1314)

【ソウル(韓国)2019年7月15日PR Newswire=共同通信JBN】独立系コンサルティング企業のガートナーはこのほど、最新のMarket Guide for CDN Servicesを発表した。Wangsu Science & Technology Co., Ltd.の子会社であるCDNetworksは同社のグローバルなサービス能力、製品の技術的優位性、5大陸と結ぶニュートラルで高品質かつ安定したネットワーク接続の提供により、初のグローバルCDNサービスプロバイダーとして評価された。

韓国のソウルに本拠を置くCDNetworksは多数のバーティカルならびに地域に、多岐にわたる顧客ベースを擁している。ガートナーによると、同社は45カ国に10 Tbps、169のPOPを展開する。また、インド、南米、ロシアなどの新興市場にもPOPを展開している。CDNetworksは親会社Wangsu(CDNetworks株式の97.82%を所有)の、大中華圏と全世界における大規模なCDNとセキュリティー資源を併用することで、成熟市場と新興市場の両方でサービス能力を拡大して効率的で安定した品質のサービスも同時に実現している。

ガートナーによると、CDNetworksの製品は従来のウェブパフォーマンスとアクセラレーションとともにボットミティゲーション、マネジドDDoS、知的財産評価管理などの先進的なセキュリティーサービスを網羅している。

ガートナーのリポートの重要な調査結果によると、CDNサービスを求める組織は一般的に、展開と操作が簡単なパッケージでの分散型サービス妨害攻撃(DDoS)からの保護、ボット管理、クラウドウェブ・アプリケーションファイアウォール(WAF)といった多様でバンドルされた機能を期待する。彼らはセキュリティー制御や設定オプションのより良い粒度についてさらに深く要求するようになっている。これがCDNetworksとその親会社のWangsuがクラウドセキュリティーに重点を置く理由である。

ガートナーの「Market Guide for CDN Services」リポートでは、CDNewtworksの親会社であるWangsuは「リージョナル(Regional)」、つまり同社は世界の3大陸にCDNサービスを提供できると評価されている。Alibaba CloudとTencent Holdingsといった中国の他の大手メーカーが「リージョナル」と評価され、Baishan Cloudは中国でCDNサービスを提供できる「ナショナル(National)」と評価されている。

ソース:CDNetworks