LAの次世代ロマンチル・ソングライターのクコ、8月度のタワレコメンに決定

Photo by Cameron Postforoosh

LAを拠点に活動するメキシカン・アメリカンのシンガーソングライター、クコが8月度のタワレコメンに選出された。7月26日には待望のデビューアルバムも控えており、この夏、チェックのアーティスト。

現代的なチル・ポップのテイストが印象的な「LAの次世代ロマンチル・ソングライター」ことクコは現在20歳。アーティスト名のクコ(Cuco)は、幼い頃に母親から”Cuckoo”と呼ばれていたことに由来。ラテン系の両親の影響で、オールド・バラードやスパニッシュ・ロック、そしてMTVから流れてくる音楽を聴いて育ち、8歳の頃にギター、中学の頃にはドラムやベース、キーボード、そして高校の頃にはトランペットやフレンチ・ホルン、メロフォンなどの演奏も学び、音源制作も開始。

さらには本格的なジャズ・バンドとしての活動をスタートさせた。ジャズというジャンルは、彼がアーティストとして成長していくうえでかなり大きな役割を果たし、そこで培われた“自分の耳を頼りに演奏する”力が、彼にとってのアドヴァンテージとなっている。

「面白いことに、俺が組んだバンドのほとんどは、ジャズをバックグラウンドにしているバンドだった。それまでは、ハードコア・スカとかパンク・ミュージックとかトラップ・ミュージックとかだったんだけどね。俺たちみんな、ひとたびステージに出ると、クレイジーなくらい即興に任せて演っちゃうんだ。理屈に縛られず、耳に聴こえる音を頼りにプレイするだけなのさ。」とクコは語る。

サンタモニカ市立大学ではジャズの歴史を学んだが、音楽の夢を追うためにドロップ・アウト。その後、ツアー中の自動車事故で重傷を負い、残りのツアーをキャンセルせざるを得なくなるというアクシデントに見舞われたが、それを乗り越えて2作のミックス・テープ『Songs4u』、『Wannabewithu』を発表。これがたちまち人気を集め、ついにデビュー・アルバム『Para Mi』のリリースが実現することとなった。

現在北米でプロモーションツアーをしているクコは、9月からアルバム名『パラ・ミー』を引っ提げた「パラ・ミー・ツアー」を敢行する予定。

【ニュー・アルバム情報(デジタル・輸入盤のみ)】

『Para Mi』 2019.07.26.Fri発売

アルバム・トラックリスト:
01 Intro [ft. Foos Gone Wild]
02 Keeping Tabs [ft. Suscat0]
03 Bossa No Sé [ft. Jean Carter]
04 Perihelion (Interlude)
05 Feelings
06 Love Tripper
07 Ego Death in Thailand
08 Hydrocone
09 Far Away From Home
10 Brokey the Pear (Interlude)
11 Best Friend
12 Room Tone (Interlude)
13 Do Better

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