【MLB】大谷翔平の二塁進塁阻止を狙ったア軍を名物実況が酷評「何を考えているの?」

プホルスの右前打で二塁から生還したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

5回1死一、二塁でボテボテの投ゴロ→投手が二塁送球→野選→1死満塁にピンチ拡大→3失点

■エンゼルス 9-6 アストロズ(日本時間16日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地のアストロズ戦で今季最長9試合連続スタメン出場。5回の第3打席で四球で出塁し、続くアップトンのボテボテの投ゴロで二塁へ進塁。続くプホルスの右前打で6点目のホームへ滑り込んだが、エンゼルス放送局「FOXスポーツ・ウエスト」は二塁進塁した際の大谷の快足に注目。「大谷の足を侮るな」とばかりに敵軍守備を“酷評”している。

 1点リードした5回1死一、二塁。アップトンの打球は投手・バルデスの前に転がった。左腕は猛ダッシュでチャージして捕球。勢いのまま二塁へ投げたが、タイミングはセーフ。送球は大谷の左足付け根に直撃してしまい、同満塁にピンチに広げた。「FOXスポーツ・ウエスト」の名物実況ビクター・ロハス氏、エンゼルスなどで通算132勝を挙げた解説のマーク・グビザ氏は相手守備に首をかしげた。

実況「(投ゴロで投手が二塁に投げ)何を考えているのでしょうか? 一塁なら簡単にアウトをとっていたことでしょう。1アウト満塁となりました」

解説「オオタニのスピードをもってすれば、(二塁でアウトを取るのは)あり得ませんね。(あの状況で)二塁に投げればバランスも崩しますからね」

 地区首位を快走するアストロズだが、このピンチから3失点。1イニング4失点のビッグイニングを作られ、チームの連勝は2で止まった。5回の4失点は「大谷の足を頭に入れておければ……」と悔やまされる大量失点となった。(Full-Count編集部)

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