広島県で1時間に約110ミリの猛烈な雨 記録的短時間大雨情報

16日午後6時30分の雨雲の様子。

 気象庁は、広島県で災害につながるおそれがある猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表した。

【記録的短時間大雨情報 1時間雨量】
広島県
 世羅町付近 約110ミリ(午後6時30分)

 湿った空気や上空の寒気の影響で、広島県は大気の状態が不安定となり、山沿いを中心に局地的に雨雲が発達している。広島県では、16日夜のはじめ頃まで、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に警戒が必要だ。

■記録的短時間大雨情報とは
 1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域にとって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっているため警戒が必要となる。

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