セレス・パワーと斗山が韓国市場を対象とする協業・ライセンス契約を締結

  • セレスと斗山が協力して商業ビル市場向けに固体酸化物形燃料電池(SOFC)発電装置を開発へ
  • 契約はセレスにとって800万ポンドの価値があり、向こう2年間に及ぶ
  • 韓国は世界有数の燃料電池市場であり、斗山は既に世界最大の燃料電池発電装置の開発企業の一角を占める

英ホーシャム--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 低コストの次世代燃料電池技術を開発する世界一流企業であるセレス・パワーと株式会社斗山は協業・ライセンス契約を締結しました。まずは韓国の商業ビル市場を対象とした分散型SOFC発電装置を共同開発することが目的です。

韓国は世界有数の燃料電池市場であり、セレスにとっての主たる目標市場となっています。韓国は規制制度による支援を受けられ、意欲的な長期目標も有利に働きます。韓国政府は最近、再生可能エネルギーによる発電と水素技術の利用を促進するためのイニシアチブ数件を発表しており、今日の300 MWから増加させて2040年までに発電出力が15 GWに到達するような燃料電池製造を目標にしています。

斗山は燃料電池産業における世界的リーダー企業としての地位を確立しており、今では固体酸化物技術を同社の既存の燃料電池技術ポートフォリオに追加しています。斗山の既存の定置型燃料電池事業は、市場参入して3年後の2018年に初めて、注文が1兆ウオン(約8億5000万ドル)を超えました。

800万ポンドの本契約は今後2年間に及び、ライセンス、技術移転、エンジニアリングサービスを含みます(重要なマイルストーン成果の達成に基づく)。斗山はセレスの専有的なSOFC技術SteelCellのシステムレベルのライセンスを受け、低炭素の5-20kWの発電装置を開発していきます。

斗山とセレスは、韓国内外の広範なアプリケーションへアクセスするための協業拡大と、製造を含む可能性も追求します。

セレス・パワーのフィル・コールドウェル最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。

「韓国は水素と燃料電池の分野における世界的リーダーになるとの意慾があることから、当社にとって重要市場となっています。斗山はこの分野におけるリーダー企業としての地位をはっきりと確立しており、当社が韓国市場に参入する上で最適な提携先です。これにより中国のウェイチャイおよびボッシュと当社の戦略的提携関係に斗山が加わることになります。」

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