誤審という洗礼受ける今シーズンの浦和レッズ!VAR導入議論の加速なるか!?

またもや浦和レッズが判定に苦しめられることとなった。第19節のアウェー横浜F・マリノス戦で、オフサイド判定が二転した結果ゴールが認められたシーンだ。

浦和レッズがまたも誤審に見舞われた。この日は2度も訪れることになろうとは思いもしなかった。一つ目は0-1で迎えた後半14分の2失点目のシーン。オフサイドに見えたゴールが認められたものの、直後に判定を覆した。しかし横浜F・マリノスの抗議を受けた後、再びゴールの判定としたのだ。VAR未導入のJリーグでは映像をジャッジに用いることはできないが、見返せば明らかなオフサイドだという意見が多数になるだろう。そしてこのシーンで物議を醸しているのが、主審が「自分の判断では決められない」という趣旨の発言をしたということ。主審によれば、そのような意図を持った発言はしていないとのことだが、曖昧な態度を取ったからこそそのように捉えられてしまったとも言える。また、浦和レッズに襲いかかった誤審はこれだけではない。3失点目となったPKのシーンは、ペナルティエリア内で相手のシュートがDFのあごに当たったにも関わらず、手に当たったとしてPKになった。

浦和レッズの選手達は自分達の力不足と話したが、いずれのシーンも試合結果に影響を与えたのは間違いない。どちらの誤審もVARがあれば防げたのは紛れもない事実で、導入を急ぐべきなのではないかと思う。コストやオペレーションの問題があり、簡単なことではないのは分かるが、もはや世界では標準となりつつあるVARの導入は避けられない。

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