東京湾シーバスのレジェンドにして、干潟のシーバス釣りを全国区に広めた辺見哲也さんに「ここ一番で使いたい!!」シーバスルアーを選んで頂き、お気に入りのポイントや使い方を語って頂きます!!今回のルアーはルアーフィッシングの王道、プラッギングの鬼である辺見さんがシャローエリアを攻略するために開発されたミノー。これを見れば自分に合ったシーバスルアーが見つけられるはず!?
シーバスだけでなくトラウトにも精通するプラッギングの巨匠
辺見哲也(へんみ・てつや)さん
関東をホームに全国各地でランカーシーバスを追うエキスパート。洗練されたキャストと、ミノーを軸に卓越したプラッギングテクニックを持ち、その実力はサクラマスや渓流トラウトの世界でも名を馳せる。
辺見哲也の“ココイチ”ルアーはコレ!
アイボーン98Fシャロー(アイマ)
シェローエリアを攻略するために開発されたミノー。サイドキールを設けたボディは、飛行姿勢を安定させて飛距離を伸ばし、独特な形状の小型リップがしっかりと水を噛んで、大きめのウォブンロールでアピール。捕食で浅瀬に上がるシーバスを刺激する。
■スペック
●全長:98mm●重量:13g●タイプ:フローティング●カラー:16色●価格:1850円(税抜き)
速巻きにも応える安定したシャロー性能
辺見さん「僕が釣りをするシチュエーションは、干潟や河川の河口など、広大なシャローフラットエリアが多い。そこで求められるルアーの性能は、飛距離が出ることと、シャローをしっかり引き切れること。
シャローをしっかり引き切れるというのは、ゆっくり巻いて水面直下を引けるミノーはある。でも速巻きで水面に飛び出さず、あるいは潜りすぎずに根がかりを恐れず引き切れるミノーは、ありそうでなかった。それを実現したのがアイボーン98Fシャローです。
レンジは水面下20cmまで。広大なシャローエリアでパイロットルアーにもなるし、ココ一番で止めの一手にもなる。僕のケースから絶対に外せないルアーです」。
+αテク
ただ巻きを基本に状況に応じて速度を変える
辺見さん「シャローはシーバスを喰わせる上でキーになるエリア。例えば春は、水面直下10cm以内で流されるバチを演出できます。水面近くまでアマモが伸びてほかのミノーが引けないときは、アイボーンの独壇場。使い方はただ巻きが基本で、状況に応じて速度調整。オールシーズン、日中も夜も活躍します」。
辺見さんの“マスターピース”ともいえるシャローミノー。98Fだけでなく、ダウンサイジング版の78Fもリリースされている。実釣模様や更なる詳しい解説は下記アイマチャンネルをチェックしよう!