ラオス競泳代表、強化合宿や交流 県友好団体が激励会 3週間 東京五輪の出場目指し

チームを代表しお礼を述べるスーラポン・ケルドゥラさん(中央)=ホテルニュー長崎

 東京五輪に向け長崎市を中心に3週間の合宿をした競泳ラオス代表チーム6人の激励会が13日、大黒町のホテルニュー長崎であった。長崎ラオス友好協会(本田文昭会長)が開いた。
 来賓のヴィロード・スンダーラー駐日ラオス大使夫妻のほか、中村法道知事、田上富久市長、協会員ら計61人が出席。本田会長(本田商會取締役会長)はあいさつで「東京五輪出場を目指し頑張って。いつの日か表彰台に国旗を」と選手を励まし、長崎とラオスの交流発展にも期待を込めた。記念品を贈られたチームを代表しコーチのスーラポン・ケルドゥラさんがお礼を述べた。
 ラオス競泳チームの合宿は、県の東京五輪事前キャンプ誘致活動の一環で実現。選手たちは6月22日から長崎市民総合プールを中心にトレーニングを重ね、県民と交流もした。
 県スポーツ振興課によると、昨年から今年にかけてベトナムの陸上競技、空手などの選手も県内で合宿。来年はポルトガルの競泳、スペインのレスリングの事前キャンプ実施が合意している。

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