夏の高校野球の神奈川大会2回戦で17日、史上3校目の「4連覇」を狙う横浜は17―1で横浜旭陵・相模向陽館に5回コールド勝ちした。連戦となる18日の3回戦で法政二と対戦する。
横浜は初回から5四球と相手のミスなどに乗じて、打者11人で一挙6点を先制。二回も打者9人で5点を奪うなど、先発全員得点でつけいる隙を与えなかった。
先発木下は3回をパーフェクト。ストレートを軸に毎回の4三振を奪ったほか、3番手に登板したエース及川は3者連続三振で締めた。
前日16日は悪天候の影響で順延となり、7日の開幕から10日目でようやく初陣を迎えた横浜・平田監督は「天気の影響は全然ない。4連覇のプレッシャーに押しつぶされるようじゃだめ。大きな目標を持てることはうちにしかできない。それをモチベーションにして力に変えてほしい」と選手たちに期待を寄せた。