「凪のお暇」高橋一生の怪演に中村倫也も「#慎二ヤバい」がはやるかも

TBS系で7月19日スタートの連続ドラマ「凪のお暇」(金曜午後10:00)の試写会が行われ、主演の黒木華、共演の高橋一生、中村倫也、ドラマ宣伝大使のIKKOが出席した。主人公・大島凪役の黒木は「梅雨でしとしとしているので、湿気でパーマがヘタってしまうんです。そうすると凪ちゃんのまん丸い髪形ができなくて困っています」と梅雨の湿気に悩まされながら撮影していることを明かした。

ドラマはコナリミサト氏の同名漫画を原作に、周囲の顔色を伺いながら生きることに疲れた家電メーカー社員の凪が、会社を辞め、借りていたマンションの一室を引き払い、彼氏の我聞慎二(高橋)とも連絡を絶ち、隠していた天然パーマもさらけ出して人生をリセットするストーリー。

黒木は「凪は空気を読みすぎてしまう役ですが、誰かしらもそういう場面はあるんじゃないかな。私も元々天パなんですよ。こんなにではないですけど。そういう細かいところだったり、節約で使うお金が下がったことに小さな喜びを感じたりとかも、すごくかわいいなって。そういうのをかわいく演じられたら」と役柄に共感していることをアピール。

また、高橋が演じる凪に対して冷たい言動をとってしまう不器用な元カレ・慎二の登場テーマ曲について、黒木が「慎二が現れる時はドキドキしました」と明かすと、高橋は「音楽というよりもすごい音で。あそこだけ世界観が違いました」と苦笑い。凪の隣人・安良城ゴン役の中村も「現場でもサントラでは絶対に慎二のテーマがあるよって話していたんですよ。まんまとありましたね」と撮影現場でも話題になっていたことを告白。

さらに、中村は「きっとオンエアされたら、『#慎二ヤバい』ってはやるんじゃないかな」と高橋の怪演と相まって、視聴者が盛り上がると予想。高橋も「撮影現場でも、女性スタッフが僕の役に引いている音が聞こえるくらい。役でやっているのに、思った以上にショックで、『なんだよ』って思いましたね。2話以降もどんどん闇の部分が出てくるので、どんどん引かれていこうと思います」と闇深い役どころを演じきる覚悟を訴えていた。

© 株式会社東京ニュース通信社