エンゼルス初回6得点で先行逃げ切り 後半戦は5戦全勝

【アストロズ2-7エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

後半戦スタートから4連勝と好調のエンゼルスは、アストロズがオープナーとして起用したヘクター・ロンドンに襲い掛かり、初回に一挙6点を先制。その後はなかなか追加点を奪えなかったものの、初回のリードを生かして7対2で逃げ切り、今季50勝に到達した。エンゼルス先発のアンドリュー・ヒーニーは、アストロズ打線を2得点に抑えたものの、球数が多く、5回途中103球で降板。2番手として1回1/3を無失点に抑えたノエ・ラミレスが今季4勝目(1敗)をマークし、4番手のトレバー・ケーヒルも2回2/3を無失点に抑える力投を見せた。アストロズはメジャー初先発のロンドンが大誤算で今季2敗目(3勝)。打線も13安打で2得点と繋がらなかった。

初回のエンゼルスは、デービッド・フレッチャーとアンドレルトン・シモンズの連打で無死一・三塁のチャンスを作り、大谷翔平のタイムリー内野安打で先制。無死満塁となって、コール・カルフーンの押し出し四球とアルバート・プーホルスの走者一掃の3点タイムリー二塁打で4点を追加し、二死後にルイス・レンヒフォがタイムリー三塁打を放って6点目を叩き出した。その後、アストロズは4回表と5回表にタイラー・ホワイトがタイムリーを放ち、4点差に追い上げたものの、エンゼルスは6回裏にレンヒフォのタイムリー二塁打で1点を追加。そのまま7対2で勝利し、連勝を5に伸ばした。「3番・指名打者」で先発出場した大谷は、ショートへのタイムリー内野安打、センターへのヒット、セカンドゴロ、センターフライで4打数2安打1打点。今季の打率は.298となった。

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