岡田准一が「ザ・ファブル」のかわいいシーンを再現! 観客の歓声に照れ笑い

映画「ザ・ファブル」の大ヒット御礼舞台あいさつが行われ、岡田准一、木村文乃、山本美月、柳楽優弥が出席した。

SNSなどでは本作を見ることを“ファブる”と呼ばれていることを受け「もうファブりましたか? シュッシュとするやつ(消臭スプレー)じゃないですよ」と岡田が言うと、反応が少ないことから「すみません、入りからドンズベりでございます」と自虐的に。すると、観客から大きな笑いが起こった。会場には10回以上見た人もいて、岡田は「スゴイですねぇ。大丈夫ですか? 胸焼けしてないですか?」と心配する一幕もあった。

観客から募集した“もう一度見たいあのシーン”について書かれた用紙をボックスの中からキャストが引き、そのシーンにまつわる裏話を語るという企画では、岡田が最初にボックスから紙を引いた。そして、「ファブルがミサキちゃん(山本美月)に『ちょっと待っててね』と小首をかしげて優しい声で言うシーン」と読み上げるも、どうやらどのシーンか思い出せない様子。山本から教えてもらい、「あぁ~、そっか」とやっと思い出した岡田は「あるあるですね。ヒロインの女の子が余計なことをしてちょっと困るっていう。あのシーンの思い出はありますか?」と、他の共演者に逆質問。「私、網タイツを履いてて、すごい足が痛かったなぁ。あと、下に結構、鳩のフンがいっぱいあった記憶があります。鳩がいっぱいいましたよね?」と言う山本に、「ジョン・ウーならね、(鳩を)撮っているんですけど(笑)。これを分かる人は映画好きです」と答える岡田。だが、いまだこのシーンが、どうしてもう一度見たいのか分からない岡田に、観客席から「かわいいから!」と声が掛かる。すると「かわいい? どこが?」と言いつつ、「ちょっと待っててね」と小首をかしげてその時のシーンを再現。会場から大きな拍手が巻き起こると「『どうもありがとう!』って言いますよ。いくらでも言いますよ」と少し照れた様子を見せていた。

また、記憶に残るシーンについて、柳楽が「岡田さんが魚を食べていると頭まで食べちゃうところが好きでした」と言うと「マニアックだね!」と思わず反応した岡田は、「あれ本物なの」と明かす。一方、鶏の手羽先をバリバリ食べるシーンについて山本が「(鶏肉は)骨ごと食べちゃダメだから、骨はゴボウでできてるんです」と種明かし。この手羽先について岡田は「おいしかったです。優しさに包まれて。映画スタッフの技術力の高さというか、気配りを感じました。最初は骨をどうやって避けながら食べようかなって考えてたんですけど、(スタッフが)作りましたって(笑)」と語った。

最後に岡田は「ホントにこういうアクションものを皆さんが満足していただけて、また見てもらえて、スタッフ共々喜んでおります。お時間がある時、スッキリしたいなって時に見に来ていただけたらうれしいです」と語った。

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