英プレミアリーグのアーセナルとキットサプライヤーのadidasは16日、2019-20シーズンに向けたアウェイユニフォームを発表した。
クラブは1994年以来25年ぶりにadidasと契約。その最初のアウェイキットは事前の噂通り、あの伝説の「傷んだバナナユニフォーム」を取り入れたデザインが登場した。
Arsenal 2019-20 adidas Away
25年ぶりのadidasアウェイユニフォームは、イエローを基調にジグザグのグラフィックを取り入れたデザイン。この独特な模様は、「傷んだバナナ」と呼ばれた91-93アウェイキットに着想を得ている。
背面にも全体に「傷んだバナナ」のジグザグ模様をあしらう。また91-93アウェイキットと同様に、差し色として各部にネイビーを配する。
パンツはネイビーを基調にイエローの差し色。そしてソックスはイエローカラーで、これも91-93アウェイキットと同じカラーコンビネーションだ。
これが91-93シーズンの伝説の「傷んだバナナ」ユニフォーム。今回のアウェイキットとのデザインの共通性が見て取れる。当時は史上最もひどいデザインと評され、「腐ったバナナ」とも揶揄されたが、意外にもファッション業界からの評判は良かったという。
クラブはユニフォームの発表に合わせて、男女の選手をモデルに起用したイメージ写真を公開。モチーフになった91-93アウェイキットも、さり気なく登場している。
91-93モデルほどは“傷んだ感”はないが、大きな話題を呼びそうなNEWアウェイ。日本でもadidas公式ショップなどで販売を開始している。