小学校で「スラックライン」の授業 「すごい!」世界王者の技に歓声 長野・松本市

世界チャンピオンの技に大興奮です。長野県松本市の小学校で「スラックライン」の授業が行われました。世界大会の優勝経験もある選手が技を披露し、児童から大きな歓声が上がりました。

幅5センチの「ライン」の上を跳躍し技を競いあう「スラックライン」。松本市の源池小学校で技を披露したのは、小布施町出身の木下晴稀選手です。木下選手は現在19歳。14歳のときに競技を始め、めきめきと実力を伸ばし、これまでに幾度も世界チャンピオンに輝いた日本を代表する選手です。児童の前で技を披露するのは、今回が初めてで、児童たちは間近で見る「世界一」の技に歓声を上げていました。

(児童)「5センチのロープの上で歩くのも無理なのに、笑顔で跳んでいるのがすごい」

(児童)「跳んだり、はねたり、回転したり迫力があって自分がやったらすぐに落ちそう」

(木下晴稀選手)「子どもたちの『きゃーすごい』という声が聞こえたので、大会とは違った雰囲気で楽しかった」

授業の後半では、2年生が木下選手の指導を受けながら「スラックライン」を体験しました。

(児童)「バランスをとるのが難しかった。すごく楽しかったし、またやりたい」

(木下晴稀選手)「まだ認知度が足りてないと思うので、こういうところから“スラックライン”というスポーツを知ってもらって、広まっていけば」

今年9月には地元・小布施町で「ワールドカップ」が開催される予定で、木下選手は優勝を目指します。

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