『Marca』は15日、「レアル・マドリーは今夏多くの選手を整理する方針である」と報じた。
今夏ルカ・ヨヴィッチ、エデル・ミリタオン、エデン・アザール、ロドリゴ、久保建英、フェルラン・メンディと大型補強を繰り返してきたレアル・マドリー。
しかしその結果として選手の数が増加しており、シーズン開始までにはメンバーを25名まで削減する方針だそう。整理対象になっている選手とは?
アンドリー・ルニン(GK)
ウクライナからやってきた期待のGKルニン。昨季はレガネスにローン移籍し、5試合に出場した。ベティスに貸し出される可能性があると言われる。
ケイロル・ナバス(GK)
ティボー・クルトワが加入してからというもの、レアル・マドリーで長く貢献してきたコスタリカ代表GKは難しい状況にある。今夏退団が噂はされていたが、オファーはまだないとのこと。
ダニ・セバージョス(MF)
アーセナルやトッテナムが狙っているというセバージョス。今夏のマーケットでは「ほぼ退団が確実」とのこと。
イスコ(MF)
高いテクニックで魅せられるイスコであるが、レアル・マドリーではなかなか周りとフィットしない。彼は残留を狙っているが、クラブはオファーを聞く方針だそう。
ハメス・ロドリゲス(MF)
バイエルンへの2年ローンから戻ってきたハメス・ロドリゲス。彼もレアル・マドリーに残る意思はあるそうだが、ナポリやアトレティコ・マドリーが関心を寄せている。
ナチョ(DF)
彼は長く所属してきたレアル・マドリーに残りたいと考えている。もしクラブが彼を残留させるならば、ヘスス・バジェホを放出する方針だという。
ヘスス・バジェホ(DF)
かつてアイントラハト・フランクフルトにローンされていたバジェホ。エデル・ミリタオンが加入したこともあり、彼かナチョが退団しなければならないそう。レアル・マドリーを離れるなら、以前プレーしていたブンデスリーガに行きたいとか。
ギャレス・ベイル(FW)
ジネディーヌ・ジダン監督は、ベイルをチームに加えたくないと思っている。しかしベイルはレアル・マドリーを離れたいと思っていない。そして移籍金は高い。
ルーカス・バスケス(FW)
アーセナルが獲得に動いていたといわれるルーカス・バスケス。オファーはあるそうだが、今のところ何も具体的な展開に至っていない。
ボルハ・マジョラル(FW)
昨季はレバンテにローン移籍していたボルハ・マジョラル。今季はレアル・ソシエダへの貸し出しが濃厚と考えられていたが、まだ合意に至っていないようだ。
マリアーノ(FW)
昨季は伝統の「7番」を着用したマリアーノであるが、全く結果を出すことは出来なかった。ベンゼマに加えてヨヴィッチが入ったことにより、クラブとの話し合いを求めているとか。
ブラヒム・ディアス(MF)
多くのクラブから貸し出しの要請が来ていると言われるブラヒム・ディアス。しかし彼自身は「レアル・マドリーでプレーできることを証明したい」とジダンの下での戦いを求めているそう。
ロドリゴ(FW)
今夏ブラジルからやって来た天才少年は、ブラヒム・ディアスと違ってローン移籍には前向きなのだそう。なぜかといえば、彼はメンバー登録数の問題でチャンピオンズリーグに入るのが難しいからだとか。
なお、放出することを完全に拒否しているのはカリム・ベンゼマ、エデン・アザール、ヴィニシウス、ヨヴィッチ、マルコ・アセンシオらで、彼らについてはローンであろうが完全であろうがどんなオファーも受けないという。