「架空請求」目立つ 県消費生活センター、18年度相談3045件【大分県】

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 県消費生活センター(大分市)は、2018年度に寄せられた相談状況をまとめた。総数は3045件。架空請求のはがきやメールに関する内容が高齢者を中心に目立ち、アダルト情報サイトでのワンクリック詐欺なども多かった。県は「身に覚えがない請求や連絡があれば一人で判断せず、誰かに相談を」と呼び掛けている。

 総数は前年度に比べ389件減った。相談者の年代別では70歳以上が663件(24%)、60代が499件(18%)。60代以上が全体の4割以上を占めた。

 内容別に見ると、最も多かったのは「商品一般」の334件。「消費料金に関する訴訟最終告知」など、請求の根拠が不明な内容を記載したはがきやメールが届き、「どう対応すればいいか」「お金を払ってしまった」などの相談があった。

 次いで「デジタルコンテンツ」の330件。アダルトサイトのほか、出会い系サイトやオンラインゲームなどで高額な利用料を請求されたと訴える人が相次いだ。

 その他は▽健康食品 130件▽敷金を返してくれないなど借家・アパート関連 119件▽強引な契約をさせられるなど工事・建築関連 116件―など。今年に入ってからは「ラグビーワールドカップの観戦チケットを転売サイトで購入してしまった」との相談もあった。

 最近は実在する大手通販会社や宅配業者を名乗るメールが届いたという内容も増えている。偽サイトに誘導してIDやパスワードを入力させ、クレジットカード情報などを引き出す狙いがあるとみられる。同センターは「むやみにURLのリンクを開かないでほしい」と促している。

<メモ>

 センターの相談専用電話はTEL097.534.0999。受け付けは月~金曜の午前9時~午後5時半と、日曜の午後1~4時。