【町田忍の素晴らしき庶民文化】シウマイ弁当といえば「ひょうちゃん」でしょう!

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今回は駅弁の中でも知名度抜群、横浜名物「崎陽軒のシウマイ弁当」をご紹介。このシウマイ弁当にひょうちゃんというキャラクターがいたのはご存じですか?

キ~ヨォッケッン~♪でおなじみ!シウマイ弁当!

今は新幹線のお供として、かつては鈍行列車の旅の必需品として、旅情を盛り上げてくれる駅弁。最近じゃ駅よりもむしろデパートの催し物でのほうが売れそうな駅弁だが、青春18切符を利用した貧乏旅なんかには、必ず付いて回る懐かしアイテムだ。

今回の取材では、町田さんの「旅系ってなんかやったっけ?」のひと言から捜索がはじまり、出るわ出るわ駅弁パッケージの数々。今回はその中でも抜群の知名度を誇る横浜・崎陽軒のシウマイ弁当と、そのマスコット(醤油差しだが…)のひょうちゃんについてご紹介したいと思う。

そもそも崎陽軒って?

崎陽軒は横浜に本社を構える、主に焼売の製造販売、レストラン経営を手がける企業で、今年で創業110年を迎える老舗企業だ。崎陽とはつまり長崎の漢文風の別称のことで、創業者が長崎出身だったことにちなむのだとか。

そんな崎陽軒のヒット商品といえば、やはり「シウマイ弁当」だろう。当時横浜に名物がなかったことから、南京町(現・横浜中華街)で売られていた焼売に目をつけて、それを弁当にしようと創業者が目論んだことで生まれた。
ちなみに普通、シュウマイと表記するが崎陽軒ではシウマイとなる。この理由は諸説あるが、一説には創業者がシュウマイをうまく発音できなかったからなんだそうw

終点や起点となる東京駅が近かったため、発売開始当時はなかなか売れなかったらしいが、シウマイ娘なるチャイナ服に身を包んだ美人のお姉さんを売り子に起用してからは爆売れになったそうな…いつまで経っても男の煩悩は変わらないってわかるんだね(;´∀`)

このシウマイ娘は当時大きな反響を呼び、「シウマイ娘」という映画まで作られたんだとか!また、近年でいえば「いぃーね!」でおなじみのクレイジーケンバンドが「シウマイ娘」という歌を作っている。………どんだけ美人だったんだよ!!!

まあ、シウマイ娘はともかく、昔のお弁当って確かに駅のホームに売り子さんがいたよね!そんでそれを窓越しに買うんだ…ああ、懐かしい (´;ω;`)

醤油差しから生まれたマスコット「ひょうちゃん」

そんなシウマイ弁当と切っても切れない関係なのが、こちらの醤油差し「ひょうちゃん」。
もちろん、その見た目どおり、ひょうちゃんの「ひょう」はひょうたんの「ひょう」である。うん、そのままだねwww

ご覧のようにさまざまな種類がこれまでに生まれており、これを集めるコレクターもいるそうな。ここにあるひょうちゃんは全て現在流通している三代目ひょうちゃん。手前の赤いひょうちゃんは還暦記念のものらしい。イラストデザインは漫画「フクちゃん」を手がけた横山隆一先生だ。基本的には初代から横山先生だが、途中で一度デザインが切り替わっていたりもする。
それでは、めくるめくひょうちゃんの世界にお連れしよう。

こちらがおそらく初代のひょうちゃん。弁当箱に対して醤油差しの存在感がでかすぎる気もするw

真ん中に鎮座するネコひょうちゃんは、ミュージカル「CATS」の公演1周年を記念した限定ひょうちゃん。そういえばCATSは横浜にシアターがあったなぁ。

赤枠で囲まれたひょうちゃんは100周年記念ひょうちゃん。絵柄はサントリーのトリスハイボールで有名なアンクルトリスを手がけた柳原良平さん。

こんな冊子が同梱されていた時期もありました。昭和34年ころのものだとか。

戦後から生まれたとされる、このひょうちゃん。現在、初代が48種、二代目が640種、三代目が48種もあるとのこと。これに期間限定も加わるとすごいことになる。。。たしかにここまでラインナップがあれば集めてみたくもなるなぁw
もちろん、現在も同梱されているので、久しぶりに崎陽軒のシウマイ弁当を食べてみてはいかがだろうか?

町田:この赤いのも限定でね、ひょうちゃんが赤いちゃんちゃんこを着てるんだよ。

ポン:え?わー!なにこれかわいい!(*´ω`*)

町田:還暦記念だから赤いちゃんちゃんこねw
あと、これ金色のバージョンもあるんだけどね…

IT:それもあるんですか?

町田:いやぁ…そっちはね、50,000円分くらい買わないと手に入らないんだよ(;´∀`)
(※個人の所感です)

ミノ:シウマイ弁当50,000円分って…www
もはや芸能人のゴージャス差し入れみたいな感じになっちゃうねw

ポン:うーん…でもちょっと見てみたいわね(;´Д`)

ちなみにその噂のひょうちゃんは崎陽軒のWEBサイトで写真だけなら見られますw
今回は、そんなわけでシウマイ弁当とそのマスコット・ひょうちゃんを紹介したが、いかがだっただろうか?シウマイ弁当そのものには思い入れがなくとも、年代が上の人は「シウマイ娘」なんて映画に反応した人もいるのでは?
ちなみにミノは「フクちゃん」に反応しておりました!

崎陽軒|ひょうちゃん

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