国東、大分西との接戦制す【大分県】

全国高校野球大分大会第10日

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【国東―大分西】5回裏国東1死二、三塁、岡野が左中間に2点適時打を放つ=17日、別大興産スタジアム

 ▽2回戦

大分西 020 000 000|2

国東  000 030 00X|3

 【評】少ない好機を生かした国東が、大分西との接戦を制した。

 国東は五回、1死一、二塁とし、青山の左越え二塁打で1点を返し、続く岡野の左前2点適時打で逆転した。追加点は奪えなかったが、先発の高橋が得点を許さず、リードを守り切った。大分西は二回、木村の適時打などで2点を先制したが、その後は好機にあと一本が出なかった。

〇中断を味方に逆転

 国東が1点を争う熱戦を制し、最後の3回戦切符を手にした。染矢隆一監督は「勝ててほっとした。投打ともによく頑張った」とたたえた。

 2点を追う三回、攻撃途中、雷と雨のために1時間半ほど中断した。染矢監督は「逆転するイメージを持とう」と指示。小松裕希主将(3年)も「時間を無駄にせず、しっかり準備した」と気持ちを切らさなかった。

 再開後の五回、準備が生きた。1死一、二塁から青山祐太(同)の左越え二塁打でまず1点。続く岡野駿平(2年)が「守りのミスを絶対に取り返したかった」と、直球をとらえ、逆転の適時打を左前に運んだ。

 エース高橋海希(3年)が踏ん張り、逃げ切った。うれしい勝利だが、小松主将は「このままでは次は勝てない。修正する」と表情を引き締めた。

〇先制の大分西、追加点遠く

 大分西は先制に成功したが、次の1点が遠かった。藤沢賢二監督は「ボールを見極められなかった。投手陣が踏ん張っただけに残念」と悔やんだ。

 二回に1死から3連打などで2点を先制した。だが中盤は好機を築けず、五回に逆転を許した。終盤も得点圏に走者を進めたが、あと一本が出ず、後藤祐斗(3年)、柴田奎介(2年)の投手陣を援護できなかった。

 牧野一輝主将(3年)は「力不足だった。ついてきてくれたメンバーに感謝したい」と話した。