初の防災倉庫 益城中央小に完成 熊本県益城町

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防災倉庫3基の備蓄品について町職員の説明を受ける住民ら=益城町

 熊本県益城町の益城中央小に、食料や資機材を備蓄する防災倉庫が完成した。熊本地震の教訓を踏まえ、町が町内で初めて整備。16日には住民を対象に説明会があった。

 10平方メートルのコンテナ倉庫3基を駐車場脇に設置。アルファ米や粉ミルクのほか、毛布やおむつ、仮設トイレなど計67品目を備蓄している。総費用は約300万円。カギは各区長や消防団、学校が管理する。

 説明会には区長や自主防災組織のメンバーら約60人が出席。災害時、倉庫内にあるハロゲン投光器や担架などをスムーズに使えるよう益城西原消防署員から説明を受けた。

 本震発生からこの日で3年3カ月。地元区長会長の西坂勝憲さん(68)は「地域のイベントなどを通じて資機材の使い方をみんなで共有し、活用できるように防災意識を高めたい」と話した。

 町は2020年度までに小中学校や公園、公民館など44カ所に防災倉庫61基を設置する方針。このうち益城中央小を含む32カ所・44基は本年度中に整備を終える見込み。(立石真一)

(2019年7月18日付 熊本日日新聞朝刊掲載)