新司令官が着任 キャンプ座間の米陸軍基地管理本部

在日米陸軍基地管理本部の司令官に就任したマテルスキー大佐 =キャンプ座間

 在日米陸軍基地を管理する米陸軍基地管理本部の司令官交代式が17日、キャンプ座間(座間、相模原市)で開かれ、トーマス・マテルスキー大佐(46)が新司令官に着任した。

 マテルスキー大佐の前任は、米インド太平洋軍司令官付特別補佐グループ長。約250人が出席した式典で「皆さまとともに一歩を踏み出せることを光栄に思う。日米同盟のさらなる連携強化に取り組む」とあいさつした。

 2017年7月から司令官を務めたフィリップ・ゲージ大佐(45)は、米テキサス州の北方陸軍訓練・即応性・演習部の部長補佐に就任する。

 同管理本部は、キャンプ座間を拠点に02年に発足。相模総合補給廠(しょう)(相模原市)など日本全国15カ所にある在日米陸軍の基地を管理し、兵士やその家族のサポートを担当している。

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