夏の高校野球の神奈川大会3回戦で18日、神奈川史上3校目の「4連覇」を狙う横浜は8―0で法政二に七回コールド勝ちした。21日の4回戦で三浦学苑―平塚学園の勝者と対戦する。
横浜の先発松本隆之介(2年)は186センチから投げ下ろすストレートを主体に、法政二打線を寄せ付けなかった。6回を毎回の10奪三振と三塁を踏ませず、打線も二回に鬼頭勇気(2年)の3点適時打や度会隆輝(同)のタイムリーなどで6点を先制し、2試合連続コールド勝ちに結びつけた。
松本は「調子はよくなかったが、あとから立ち直った。2死から四球や安打で出塁させたことは反省点」などと話した。鬼頭は「チャンスで力まないように意識していました」と笑った。
横浜・平田監督は好投した松本について、「細かい注文はあるけど、良かったんじゃないか」と及第点を与えた。