夏の高校野球の神奈川大会3回戦で18日、伝統校同士の対戦となった第2シード相洋―武相は4―0で相洋が勝利した。次戦は橘学苑―伊志田の勝者と対戦する。
相洋はエース右腕本田が7安打完封。わずか2四球と制球がよく、ゾーンを広く使って的を絞らせなかった。打線は硬直状態だった七回に9番井上のスクイズで1点を先制。八回にも国井の適時三塁打などで3点を加え、試合を決めた。
高橋伸明監督は「バッテリーの本田と加藤がいつも通りを貫いてくれた。エースの本田は大崩れしなくなったのが本当に成長」と話した。完封の背番号1は「先に絶対点をやらないというつもりだった。真っすぐで押しながらも、低めに集められたのがよかった」と充実感を漂わせた。
武相もエース左腕井上が8回を投げ12奪三振と力投したが、打線の援護がなかった。
