気象庁は18日、向こう1か月(7/20~8/19)の天候の見通しを発表した。全国的に極端な高温、あるいは低温となる可能性は小さいが、北日本と沖縄・奄美は暖かい空気に覆われるため、向こう1か月の気温は平年並みか高くなりそうだ。なお、今週末は台風5号に伴う湿った空気で大雨となる所があるため、向こう1か月の雨量は西日本の太平洋側を中心に平年より多い見通し。
梅雨明け後 盛夏らしく
週ごとの予報によると、1週目(7/20~7/26)は、北日本の太平洋側と東・西日本で、気圧の谷や湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて曇りや雨の日が多い見込み。また、沖縄・奄美でも、湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて晴れの日が少なくなりそうだ。
2週目(7/27~8/2)は、東・西日本と沖縄・奄美は平年と同様に太平洋高気圧に覆われて晴れの日が多い見込み。ただ、東日本太平洋側は一時的に、気圧の谷や湿った空気の影響を受ける可能性もある。気温は、北日本の一部や沖縄・奄美で高温傾向の他は、ほぼ平年並みの暑さとなりそうだ。3~4週目(8/3~8/16)は、東・西日本を中心に太平洋高気圧に覆われる見込み。気温は全国的にほぼ平年並みで、全国的に平年並みの天候が予想されている。
■参考:平年の梅雨明け
九州南部 7月14日頃
四国 7月18日頃
九州北部 7月19日頃
中国・近畿・東海・関東甲信 7月21日頃
北陸 7月24日頃
東北南部 7月25日頃
東北北部 7月28日頃