世界に挑戦する日本人を応援!「ちょっと日本を出てみます」がスタート

BSフジでは7月21日から、世界に挑戦する日本人を応援する「ちょっと日本を出てみます」(日曜午後5:30)をスタートさせる。

NBAプレーヤーとなった八村塁選手やメジャーリーグの大谷翔平選手、プロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手など、世界で活躍する日本人スポーツ選手が連日のように報道される中、番組では“ちょっと日本を出てみた”日本人や日本のサービス・商品を応援していく。初回はスペインの首都・マドリードで、京都が誇る伝統野菜・京野菜に密着する。

日本ではブランド化されて高級食材となっている賀茂なす、万願寺唐辛子、壬生菜、水菜などの京野菜。しかし世界での知名度はほとんどない。そこで京野菜の良さを世界に知ってもらおうと、スペインの重要文化財デ・ラ・キンタ・デ・エル・パルド宮殿を借りて晩さん会を開き、京野菜を使った料理を政府関係者などに振る舞うプロジェクトが立ち上がった。

創業300年の老舗京料理店の総料理長が日本からやって来てメニューを考案し、腕を振るった晩さん会。準備風景や本番の様子などの密着映像から、世界に京野菜を持ってくる意味や苦労などが見えくる。日本政府も後押しする取り組みは満足いく結果となったか。

番組を制作する清水俊宏プロデューサーは、「美しい装飾で彩られた宮殿に京野菜を使った料理が次々と並ぶ晩さん会は、その映像を見ているだけでも心が躍るのですが、この取り組みを行ったきっかけには表面的な豪華さからは見えてこない深い理由があり、そんな『実際に語られる当事者の思い』が一番の見どころとなっています。今後も世界に挑戦するさまざまな日本人を追いかけ、たくさんの思いを取り上げていきたいと考えています」とアピールしている。

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