国連でハイレベル政治フォーラム 日本政府主催

日本経済新聞社と日経BP社はNYジャパンソサエティーでシンポジウム

©NEW YORK SEIKATSU PRESS, INC.

7月9日から7月19日にかけて国連本部で行われた「ハイレベル政治フォーラム」に合わせ、日本政府は国連本部でサイドイベントを開催した。また、16日には、ジャパン・ソサエティー(JS)を会場に日本経済新聞社と日経BP社主催による日経SDGsフォーラム・イン・ニューヨークと、慶應義塾大学SFC研究所xSDG・ラボ、xSDGコンソーシアムが主催するシンポジウムが開催された。

 日本政府主催のサイドイベントは15日午後、国連本部で開催され、日本は議長国として、意見の対立ではなく共通点を見い出すためにリーダーシップを発揮し、自由貿易の推進やイノベーションを通じた世界の経済成長の牽引への対処、環境・地球規模課題への貢献など多くの分野でG20の成果について国連加盟国に広く発信した。モデレーターは外務省の鈴木秀生地球規模課題審議官が務め、基調講演を冨田浩司特命全権大使(金融・世界経済に関する首脳会合担当/G20サミット担当大使)が行った。

 また翌16日午前には慶應義塾大学SFC研究所のxSDG・ラボ、xSDGコンソーシアムによるシンポジウムがジャパン・ソサエティーで開催され、SDGsによるビジネス評価に取り組む主要な関係者が、SDGsがビジネスの評価にどのように活用できるかについて議論した。

 当日は、「日本からのSDGsを活用したビジネス改革」と題して蟹江憲史(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授、SFC研究所xSDG・ラボ代表)が、また「SDGsと共に活気に満ちた神奈川を作る」と題して黒岩祐治神奈川県知事が講演した。

 午後は、日本経済新聞社と日経BP社の主催による日経SDGsフォーラムが開催された。キイノートスピーチは日本経済団体連合会企業行動・SDGs委員長/損害保険ジャパン日本興亜取締役会長の二宮雅也氏が「『Society 5.0 for SDGs』で新たな時代を切り拓く」と題し、また、一橋大学大学院経営管理研究科 特任教授/TCFDコンソーシアム 会長の伊藤邦雄氏が「『日本発SDGs経営がもたらす企業・投資・社会の変革』」と題して講演した。二宮氏は、新設した企業行動憲章を解説しながら企業改革による社会貢献と人権に対する意識が日本企業の8割にまで高まっていることを紹介した。当日は、セブン&アイ・ホールディングス代表取締役社長・井阪隆一氏 、伊藤一橋大教授、大和証券グループ本社執行役副社長・田代桂子氏 、国連開発計画総裁補兼危機局長・岡井朝子氏 、コモンズ投信取締役会長・渋澤健氏、蟹江慶應義塾大学教授、外務省 国際協力局地球規模課題総括課長・甲木浩太郎氏が意見を交わした。モデレーターは日経BP、日経ESG発行人の酒井耕一氏が務めた。