今夏バルセロナを離れるであろう5名の選手

今夏フレンキー・デ・ヨングとアントワーヌ・グリーズマンを獲得し、巨額の補強を行ってきたバルセロナ。

しかし噂ではさらにネイマールの再獲得にも動いていると言われており、さらなるサプライズがあるのではないかとも。

だがやってくる者がいれば離れる者も出てくるもの。バルセロナは資金を調達しなければならない状況にあり、選手の販売はおそらく急務だと考えられている。

『Sportskeeda』はそんなバルセロナから今夏退団しそうな5名の選手をピックアップしている。

ラフィーニャ

ラフィーニャはフィットネスの問題のため、おそらく今季はバルセロナでプレーすることを期待できない。フレンキー・デ・ヨングとアルトゥールが揃う今季は更に難しい。

2017-18シーズンにはインテルへ貸し出されていたが、復帰してからはしばらくバルベルデ監督によく起用された。しかし昨季の怪我で状況は一転し、半年以上を棒に振ったあと彼の居場所はなくなっている。

彼にとってもそろそろバルセロナを離れてキャリアを再建させるべきときが来ている。クラブにとってはあまり高く売れない選手ではあるだろうが…。

マウコン

マウコンは昨年夏にボルドーからかなり高額な移籍金で買われた選手だ。バルセロナが数々探してきたネイマールの後釜候補として。

2018-19シーズンは24試合に出場し、4ゴール2アシスト。しかしそのプレー時間は1000分あまりに過ぎず、ほとんどはサブになっていた。

彼のような資質を持った選手は常時プレーすべきである。今季はエヴァートンに移籍するという噂が出ており、グリーズマンとデンベレのサブになるよりは…。

ネウソン・セメド

ネウソン・セメドはバルベルデ監督初年度にベンフィカから獲得された。ダニ・アウヴェスが抜けた穴を埋めるためにだ。とはいえ、そのポジションは本職ではないセルジ・ロベルトと分け合うような状況になっている。

彼は本職のサイドバックであり、セルジ・ロベルトよりフィジカルで勝る。まだ24歳という若さであり、成長の余地も大きい。だからこそ常時出場する場所に行くべき時だろう。

アトレティコ・マドリーは彼を狙っていたが、キーラン・トリッピアを獲得したため難しいだろう。サイドバックが必要なクラブなら狙い目になるはず。

イヴァン・ラキティッチ

ラキティッチはバルベルデ監督の下で常に主力となっていたが、アルトゥロ・ビダルの到着によってサブの役割もわずかに増えてきた。

アンフィールドで戦ったリヴァプール戦やコパ・デル・レイ決勝のバレンシア戦でも批判を受けてしまった。一部の人がラキティッチの退団を呼びかけ、まだ高く売れるうちに出すべきだとも。

それは少数意見だったかもしれないが、彼はもう31歳だ。長期的な計画という点で考えれば、近い内にフレンキー・デ・ヨングとアルトゥールを優先すべき時は来る。

フィリペ・コウチーニョ

コウチーニョは昨年1月にリヴァプールから大きな期待を受けてやってきたものの、それは誇大広告だったように見える状況だ。

前線では強力な攻撃陣に割って入るほどではなく、中盤では守備が厳しい。ましてやグリーズマンが加入した今季では…。

リオネル・メッシのように10番でプレーしたい彼はいま一つバルベルデのシステムに入り込めないし、今夏最もいい選択肢は退団することだろう。

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