中国のサンマ乱獲に歯止め

漁業者、上限導入を歓迎

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水揚げされたサンマ=2017年10月、福島県いわき市の小名浜港

 日本や中国など8カ国・地域が北太平洋漁業委員会(NPFC)の年次会合でサンマの漁獲量に上限を導入することで初めて合意し、中国などの乱獲に歯止めをかけたい国内の漁業関係者は19日、「好き放題に取られてしまうことがなくなる」と歓迎した。資源回復を目指す日本の3年連続の提案が実ったが、実効性には課題を残した。

 18日まで開かれた会合では漁獲枠導入が全会一致で決まった。参加国・地域の漁獲上限を2020年に55万6250トンとし、主に中国や台湾が操業する公海の枠を33万トンに制限する。

 ただ合意は公海枠での国・地域別の割り当て量には踏み込まず、結論を先送りした。