平和や歴史を後世へ 身近な戦時遺構学ぶ 川棚・桜が丘特支生徒ら

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川棚町内の戦時遺構について解説する古川さん=川棚町、県立桜が丘特別支援学校

 東彼川棚町下組郷の県立桜が丘特別支援学校(村川佳恵校長、50人)で12日、平和学習の授業があり、小学部から高等部までの児童生徒が町内の戦時遺構について学んだ。
 毎年長崎原爆を中心に学んできたが、地元の歴史に目を向けようと、初めて町内の戦時遺構をテーマに選んだ。
 町の戦時遺構ボランティアガイド、古川恵美さんと岸川一枝さんが、片島魚雷発射試験場跡(三越郷)、川棚海軍工廠(こうしょう)跡(百津郷)、特攻殉国の碑(新谷郷)など町内の軍事施設跡や記念碑を紹介。「平和な川棚が戦争と深い関わりを持っていたことを知ってほしい」と呼び掛けた。
 高等部3年生で生徒会長、古賀優希さんは「歴史を学び、後世に伝えたい」と話した。