登別の後藤君と速水さんが空手の全国大会で飛躍誓う

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 NPO法人日本空手松涛連盟主催の第20回松涛連盟全国空手道選手権大会(20、21日・東京)に、登別市の後藤隆乃介君(幌別小6年)、速水理桜さん(幌別東小4年)が出場する。幼少期から研さんを積んできた2人は、全国の猛者がそろう大会での飛躍を誓っている。

 2人は昨年11月に札幌市内で行われた全道大会に出場。上位成績を収めて全国切符を手にした。後藤君は個人の形と組手、速水さんは形と組手(個人)のほか、団体の形に出場する。

 ともに日本空手松涛連盟北海道本部に加盟する志濤館(苫小牧)に所属し、苫小牧、登別市内で研さんを積んでいる。昨年の全道大会に向けて、後藤君は毎日2時間、休むことなく父親と自宅で練習を重ねた。腰を低く構えるなど空手に必要な姿勢維持に努めた。速水さんも基本動作の反復で基礎を体に染み込ませており「練習でやっていたことが一番上手にできた」と目を細める。

 全国大会に向けても鍛錬は継続している。後藤君は全道大会終了後も父親との練習を欠かさない。「組手で相手に技がばれないよう修正してきた」。速水さんも休日には午前中いっぱい時間をかけて筋トレに励むなど、技術向上を図ってきた。

 ともに初めての全国大会。陸上競技でも全道トップクラスの成績を残している後藤君は「全国3位以上を目指したい」と明るい。速水さんは「一試合でも多く勝ちたい」と気合十分だ。ともにキャリアは4年弱。家族や親類の姿を見て空手に打ち込み、負けず嫌いも共通している2人は、全国での勝ち上がりを思い描いている。

 17日に登別市役所を訪れ、小笠原春一市長らに決意表明した。小笠原市長は「緊張はあるでしょうが、体調を整えて優勝を目指してください」と激励した。(石川昌希)

【写真=全国大会での飛躍を誓う後藤君(左)、速水さん】