【ブンデスリーガ】VARに否定的な見解を示すチアゴ「サッカーのロマンチックな部分が好き」

バイエルン・ミュンヘンのスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラは、インターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)2019アーセナル戦後のインタビューに応対。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)について自身の見解を示した。

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昨年の夏にロシアワールドカップで世界中にインパクトを与え、ラ・リーガ、セリエA、リーグ・アン、そしてUEFAチャンピオンズリーグで導入されているVAR。システムの支持者はサッカーを豊かにすると語り、評論家は試合を破壊していると言及するなど賛否両論ある中、1-2で敗れたアーセナル戦後にインタビューに応じたチアゴは、「完全にVARには反対だね」。とコメントした。「サッカーはロマンチックでいたずら好きな部分が好きなんだ。それがなければ、サッカーの歴史で起きた神話的な出来事は起きなかっただろう。ジャッジの信ぴょう性を高めるには必要だろうけど、試合の本質を損なうよ」。

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28歳のチアゴは続けて、VARの確認中に選手たちが待たなければならない時間についても語り、ゴールセレブレーションを妨げると口にした。「ゴールを挙げて最初にすることは、審判がイヤホンで確認しているかどうかを見ることで、セレブレーションは控えめになる。サッカーの優雅な部分がなくなってしまうということさ」。

VARに否定的な見解をしめすチアゴ

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