マイリー好投で8勝目 アストロズがエンゼルスを破る

【アストロズ6-2エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

アストロズは、序盤からエンゼルス先発のマット・ハービーを攻略し、3回までに5点を先行。先発のウェイド・マイリーは、5回までエンゼルス打線を1安打無得点に封じるなど安定したピッチングを披露し、6回途中3安打2失点(自責点1)の好投で今季8勝目(4敗)をマークした。一方、敗れたエンゼルスは、先発のハービーが6回6失点と誤算で今季5敗目(3勝)。打線は8番のブライアン・グッドウィンが二塁打2本、三塁打1本を放つ活躍を見せるなど、再三にわたってチャンスを作ったものの、得点圏で9打数1安打に終わり、チャンスを生かせなかった。

初回に新人ヨルダン・アルバレスのタイムリー二塁打で2点を先制したアストロズは、3回表にジョージ・スプリンガーの22号ソロ、ユリ・グリエルのタイムリー二塁打、ジョシュ・レディックのタイムリーで3点を追加。5回表にはアレックス・ブレグマンにも25号ソロが飛び出し、6点をリードした。好投を続けていたマイリーが6回裏に捕まり、ジャスティン・アップトンの犠牲フライで1点を返されたあと、アンドレルトン・シモンズにヒットを許し、一死一・二塁のピンチとなったところで降板。2番手のウィル・ハリスがアルバート・プーホルスにタイムリーを浴びたものの、その後はリリーフ陣がエンゼルスの反撃をシャットアウトした。2連勝のアストロズはア・リーグ西部地区首位の座をキープ。エンゼルスの大谷翔平は9回裏二死三塁の場面で代打として登場し、空振り三振に倒れて最後の打者となった(打率.301)。

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