WHO、エボラ出血熱の流行で緊急事態宣言 外務省はコンゴ民主共和国の感染症危険レベル引き上げ

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世界保健機関(WHO)は7月17日、コンゴ民主共和国とウガンダ共和国で発生しているエボラ出血熱の状況について開いた緊急会合で、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言した。緊急事態宣言は5回目。

外務省は、コンゴ民主共和国の感染症危険レベルを「レベル2」に引き上げた。アンゴラ、ウガンダ、コンゴ共和国、ザンビア、タンザニア、中央アフリカ、南スーダン、ブルンジ、ルワンダは「レベル1」を継続している。

エボラ出血熱は、致死率が非常に高い極めて危険な感染症。主に感染者の体液などに触れることにより感染する。感染力は必ずしも強くないものの、安全性や有効性が確立された予防のためのワクチンや治療薬は存在していない。潜伏期間は2日から21日で、発熱・悪寒・頭痛・筋肉痛・食欲不振などに始まり、嘔吐・下痢・腹痛などの症状が発生する。更に悪化すると全身に出血傾向がみられ、死に至る。