ライトショアジギング釣果を優先するなら“磯”に行くべし!

難しいリグを必要とせず、シンプルな釣りだけど奥が深い、それがショアジギング。そして、初心者でも気軽に始められるのが軽めのジグを使用したライトショアジギング。今回は釣果が一番求められる「磯」でのライトショアジギングをハヤブサスタッフの橋本さん解説してもらいました!

今回解説して頂くのはこの方!!

橋本翔大(はしもと・しょうた)さん

兵庫県在住。子供の頃から淡水、海水を問わず様々な釣りを経験。現在はハヤブサの企画推進課に所属。26歳の若さでハヤブサのルアーテストをこなし、日々製品へ還元している新進気鋭のアングラー。

橋本さん「ライトショアジギングといっても、釣りができる場所はいろいろあります。基本の釣り方はすべて同じといえますが、装備や狙い方、ジグのアクションなどを中心にお話していきたいと思います」。

ルアマガプラス「まず『磯』というシチュエーションを最初に選んだ意図とは!?」

橋本さん「磯、堤防、サーフと三つのシチュエーションに分けていこうと思っていますが、ショアジギで狙いたい青物御三家が一番釣りやすいのが『磯』なんです」。

ルアマガプラス「青物…御三家というと!?」

橋本さん「ブリ、ヒラマサ、カンパチ。この三魚種です」。

ルアマガプラス「ライトショアジギではでかすぎるような!?」

橋本さん「そうですね(笑)。使うのは60gまでの軽いメタルジグなので、ブリといってもハマチ(イナダ)からメジロ(ワラサ)サイズがメインです。カンパチもショゴサイズ。でも、青物の主役となる三魚種って見栄えも良いし、引きも十二分に楽しめるので満足度が高い。これをまず確実に狙っていきましょう!」

青物のなかでもブリ、ヒラマサ、カンパチは御三家と呼ばれる人気魚種。ほかにもソウダガツオ、サバ、アジなどが釣れる。

より釣果に優れる磯は安全装備を万全に!

ルアマガプラス「磯というと、堤防やサーフよりもハードなイメージがあるが…。その特長とは!?」

橋本さん「そのイメージ通り人が少ないのでプレッシャーが低いので、魚も釣りやすいというメリットがあります。あと、外海に面している磯なら潮通しも抜群なので、青物などの回遊魚が豊富。しかも、予想以上にでかいのが釣れることもありますよ」。

ルアマガプラス「メリットだらけですね!?」

橋本さん「でも、やはり足場は悪くなるので装備はしっかり準備が必要になります」。

ルアマガプラス「そのあたりのハードルはある…でもメリットはたっぷり。それが磯でのライトショアジギというわけですね?」

橋本さん「磯にあったシューズや浮力体入りのライフジャケットなど、装備は万全にしていきたいですね。あとは、青物以外にも根魚など魚種も多い。今回はそれらをハヤブサから新たにリリースされる3タイプのジグで狙い分けていこうと思います!

磯シューズや浮力体入りのライフジャケットなど、装備は万全に!

橋本さんは、浮力体入りのライフジャケット(腰ベルトで固定するタイプ)、磯用スパイクシューズを使用。ほかにもHYOON(ハヤブサ)のアンダーシャツ、ネッククーラーを着用し肌を露出せず、さらに熱中症も予防している。

磯でのライトショアジギングの特徴と魅力をまとめると・・・・

①人が少なめで低プレッシャー

②潮通しが良く魚の回遊が多い

③回遊魚、根魚といった魚種が豊富

④思わぬ大物が狙えることも!

⑤足場はハードなので装備はしっかり!

磯でのショアジギングは、ほかの釣り場に比べると人が少なくプレッシャーも低め。さらに、潮通しが良い場所が多いので回遊魚も豊富。また、磯のあちこちには根魚も付いている。ただし、足場はハードなので磯用の装備は必要だ!
船からのスーパーライトジギングで昨今人気上昇中のイサキも、夏前後には磯からライトショアジギングで狙うことも出来る!!
取材時には堤防やサーフでは滅多にお目に掛かれないクロホシフエダイもキャッチ!その他にもカサゴやソイ、キジハタ(アコウ)といったハタ系の根魚も狙える。

次回は磯でのライトショアジギングにおススメなジグ「NEWジャックアイシリーズ」を徹底解説しちゃいます!!乞うご期待!!

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