伝説の米歌手ビリー・ホリデイはイギリスに憧れていた

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その死から今年で60年、暴力とドラッグにまみれた壮絶な人生をおくった米ジャズ・シンガー、ビリー・ホリデイは、生前、ロンドン移住の夢を語っていたという。「インディペンデント」紙が伝えた。

ストッキングの中にヘロインを隠し逮捕されたこともあるホリデイ。1954年の来英時には、高級スーパーマーケット「マークス&スペンサー」のレジでスカートをめくりあげ、ストッキングから丸めた紙幣を取り出し「ここが一番安全だから」と言って店員を驚かせたこともあったとか。

ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われた公演で、観客の温かい反応に圧倒されたホリデイは、「イギリスで暮らしたい。この国の人々を愛している。イギリス人は私のことを、ただのシンガーではなく、アーティストと呼んでくれる」と言ったとされている。