【MLB】激昂&退場食らったヤンキース指揮官に称賛の声「見ていて嬉しくなる」

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球審に抗議するヤンキースのアーロン・ブーン監督(右)【写真:Getty Images】

ヤンキースのブーン監督はベンチから球審へ不満を露わに

■ヤンキース 6-2 レイズ(日本時間19日・ニューヨーク)

 18日(日本時間19日)にヤンキースタジアムで行われたヤンキース対レイズ戦で、球審の判定を巡って“一悶着”が起きた。

 2回だった。ヤンキースがウルシェラの9号2ランで2-2の同点に追いついた直後だった。打席に立ったブレッド・ガードナー外野手に対しての1ボール2ストライクからの4球目だった。内角高めのシンカーはややボール気味だったものの、ブレンナン・ミラー球審は見逃し三振をコール。判定に不服だったガードナーはベンチに戻ると、ロッカーや天井をバットで何度も小突き回した。

 この時、ベンチからアーロン・ブーン監督はミラー球審に対して“放送禁止用語”を連発して不満を露わにした。さらに、続くDJルメイヒューに対しての初球、明らかなボール球だった外角高めのシンカーに対して、ミラー球審がストライクをコール。再びブーン監督は大声でベンチから”抗議”の声をあげた。

 2球目となったファウルの後も、この“抗議”が続くと、ルーキー審判のミラー球審は堪りかねて、ブーン監督へと退場を宣告した。指揮官はこれに激昂し、ベンチを飛び出してミラー球審に猛抗議し、目の前で不満を爆発させた。

 MLB公式サイトのコーナー「Cut4」の公式ツイッターが公開した映像では、ブーン監督の声に「ピー」音が入っているるものも。試合後、MLB公式サイトも記事でこの場面をレポート。その中でブーン監督は「争っている最中に、時にはいろいろ言ってしまうものだ」と語っている。

 ただ、このブーン監督の退場劇、ヤンキースナインは好意的に捉えている。見逃し三振となり、ベンチで天井を小突き回したガードナーは「プレー中の出来事で、賛成できないものもあった。僕たちの監督は身を挺して、僕含めて選手たちの為に立ち向かってくれた。見ていて嬉しくなるよね」と指揮官の行動に感激した。

 また、アーロン・ジャッジ外野手も「チームとして、僕たちはうれしく思っているよ。彼はフィールドに登場して、ぼくたちと共に戦っているんだ。不可解なコールが何度かあって、彼は僕たちを信じて同じ気持ちでいくれた。ガーディ(ガードナー)と他の選手も、彼のおかげで退場せずに済んだのかもしれない」と語り、身を呈して選手を守ったブーン監督の“男気”に好感を覚えていた。(Full-Count編集部)