タマン竿おすすめ5選!竿選びの4つのポイントとは? 強烈な引きが人気のタマン釣り。タマンを狙うにはその強い引きに負けない竿が必要です。今回はタマン竿選びのポイントからおすすめアイテムまでご紹介します。

強烈な引きで釣り人を魅了する『タマン』

沖縄を中心に人気の『タマン』。正式にはハマフエフキという魚で、最大90センチ・体重7キロほどまで大きくなります。

ヒットした際には、体を持っていかれそうになるほどの強烈な引きが楽しめ、多くの釣り人を魅了しています。

そんなタマンを狙う際には、その強い引きに負けない竿が必要です。本記事ではタマン竿選びのポイントやおすすめアイテムをご紹介します。

タマン竿選びのポイント

タマンは、遠投用のぶっ込み仕掛けで狙うのが一般的です。

仕掛けに合わせて投げ竿を用いますが、一般的な投げ竿では、タマンの強い引きやアタリの出方からすると、ちょっと心もとないところがあります。

今回ご紹介する4つの選び方のポイントを参考に、タマンに適した竿を選びましょう。

長さ

タマン竿の長さは4.5~5メートルがおすすめ。

一般的な投げ竿が4メートル前後であることを考えると、少し長めのロッドが良いでしょう。

長いロッドを使用することで仕掛けをより遠くまで投げたり、根にタマンが潜り込んでしまわないように対処できます。

錘負荷

タマン釣りで使うオモリは20~40号(75~150グラム)程度。それに合わせて、20~40号程度のオモリが使える竿を選びましょう。

タマン釣りのオモリはとても重たいので、投げる際にはラインで指を切らないように、グローブやフィンガーガードを装着するのがおすすめ。

リールシート

大型スピニングリールを使うタマン竿。

そのため竿選びの際には、リールをしっかり固定出来る、パイプリールシートが搭載されているものを選びましょう。

大型スピニングリールを使っているとリールシートが緩みやすくなるので、釣りの最中にはリールシートが緩んでいないか適宜確認しながら釣りをしてください。

ロープ掛けリング

タマンはとても力があるので、時にはアタリがあってそのまま竿を海に引きずり込まれてしまうことも。

そのため、竿にロープを取り付けておく必要があります。タマン専用竿であれば、ほとんどの製品にロープ掛けリングが装着されています。

一般的な投げ竿ではロープ掛けリングが付いていることは少ないので、選ぶ際には注意してください。

おすすめのタマン竿

ここでは各メーカーのおすすめタマン竿をご紹介します。

狙うタマンのサイズやご自身の体力、予算に合ったお気に入りの1本を見つけてみてください。

シマノ ボトムキング S520

シマノが手掛ける沖縄向けスペシャルロッド・ボトムキングシリーズ。

S520はタマンの微妙なアタリを敏感にとらえるべく、白塗り穂先を搭載した食わせ重視モデルです。

ヒットしてからはトルクのあるスパイラルX構造のブランクスがやり取りをサポート。とにかくタフに使えるロッドに仕上げられています。

がまかつ タマンX MH

70センチクラスの大型がヒットした時でも安心のタマンX。

がまかつ特有の粘りあるブランクスは、重たい仕掛けを遠投しやすく、やり取りの際は竿全体でタマンの強い引きを受け止めてくれます。

ラインナップは長さ4.5メートルのMHとHの2タイプ。体力にちょっと自信が無い方にはMHタイプがおすすめです。

がまかつ タマンスペシャル 6号

がまかつ タマンスペシャルは、ブランクスに張りを持たせ、操作性とパワーを両立させています。

キャスト時はシャープに振り抜け、ヒット時は曲がれば曲がるほどトルクを発揮するのが特徴です。

超大型タマンに真っ向勝負を挑みたい方は6号を使ってみてください。

宇崎日新 イングラム タマン M

イングラム タマンは実釣を重ね作り込まれたブランクスが魅力。

遠投性と強靭なパワーでタマン釣りを楽しめます。Mタイプは食い込み重視の穂先を採用したモデルで、オールSiCのKガイド搭載。PEラインの使用も問題ありません。

OGK 初代タマン SDT848

OGK 初代タマンの魅力はなんといってもそのお手頃価格。

タマン竿で必要となるパイプリールシートやロープ掛けリングをしっかり搭載しつつ、実売1万円程度と高いコストパフォーマンスを誇ります。

手軽にタマン釣りを始めたい方、またサブロッドとして1本持っておきたい方にもおすすめです。

強烈なタマンの引きを味わおう!

提供:釣具のポイント

アタリの瞬間から気を抜くことが出来ないタマン釣り。

一度その強烈な引きを体感すれば、タマン釣りにどっぷりとハマってしまうでしょう。

今回ご紹介した竿に加えて、リールやライン、針に至るまで、強度の高いものを揃えてタマンに挑んでみてください。

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