石原慎太郎が良純と親子対談!「トランプみたいなバカが…」過激トークさく裂

フジテレビ系では7月21日に投開票される参院選について、宮根誠司と加藤綾子をメインMCに「Live選挙サンデー 令和の大問題追跡SP」(午後7:56)で開票結果を速報する。さらに、元東京都知事の石原慎太郎氏と石原良純の親子対談では、“政界のご意見番”亀井静香氏も加わり、日本の政治と未来について過激すぎるトークを展開する。

対談は、慎太郎氏と亀井氏を前に良純から「制御がきかないので自由にやっていただいて…」とお手上げ発言も飛び出す中でスタート。「最近の政治家はいかがですか?」と水を向けられた慎太郎氏は「今の政治家を見ているとガッツがないんだよ。“自ら反(かえり)みて縮(なお)くんば千万人といえども吾往かん”という孟子の言葉があるけどね、とにかく相手が千万人になっても一人で行くんだ!っていう、そういう気骨のある政治家がいないな」と断言。亀井氏も「う~ん、いないなぁ。国のためにはね、政治家としての政治生命を捨てるというぐらいの覚悟がないといかんのよ」と政治家のあるべき姿勢を語る。

さらに慎太郎氏は「まあ女性議員もいるけどさ、大方が男だろ。あいつら男じゃねえんだよ。気力もない、根性もない、体を張る度胸もない、捨て身でものをやるってことを考えなかったら、物事が開けてこないんだよ」とぶった切った。そんな2人に良純が、気骨ある政治家がいなくなってしまった理由を問うと「簡単に言うとさ、戦後の教育は体罰がなくなったでしょ。とにかく甘やかして甘やかして蝶にして育てて」と亀井氏。

それには慎太郎氏も「(長男の伸晃氏が)女房に向かって失礼なことを言うからね、玄関の方に引き出してぶん殴ろうと思ったらね、俺の金で習った合気道の技使って、俺の逆をとって痛くてひざまづいてた。それで俺はね“お前男として表に出ろ、お前がね家出るか出ないか覚悟決めて殴り合いのけんかをしよう”と。そうしたら、あいつから謝って。それであいつを張り倒したよ」と石原家の壮絶な過去を語り始め、良純は苦笑い。

さらに、議論はアメリカのトランプ大統領にまで及ぶ。安倍首相は歴史的といえるような成果を残すべきだと訴える慎太郎氏は、地球温暖化をめぐるトランプ政権の動きを批判した上で、スケールの大きな提案を繰り広げた。「トランプみたいなバカがさ、不動産業者みたいな利益感覚で温暖化なんてデマだといって、アメリカはパリ協定に入らないわけでしょ。こんなね、とんでもないリーダーが出てきたらね、世界の不幸ですよ。安倍くんはね、人類の将来を考えるんだったらね、トランプを説得してさ、彼と一緒に赤道直下のツバルとかトンガっていう一番水位の上がっている、どんどんどんどん海に沈みつつある二つの国を見学に行ったらいいよ。安倍くんが“パリ協定ってのがデマかどうかっていうのを目で確かめてみたらどうですか?”ていうくらいの提言はしてもらいたいな」と提唱した。

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