「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)でおなじみのフリーアナウンサー・羽鳥慎一と、「アサデス。KBC」(九州朝日放送)の宮本啓丞アナが司会を務める月一の番組「羽鳥×宮本 福岡好いとぉ」(午後6:55)。2019年1月からスタートし、全12回のうち半分が経過した。7月放送分のスタジオ収録後、羽鳥・宮本による囲み会見が行われた。
──1年間の予定で始まりました「福岡好いとぉ」。折り返しを過ぎての感想をお聞かせください。
羽鳥「あっという間に半分が過ぎちゃって…。福岡についてだいぶ詳しくなったのと同時に、ますます好きになりました。スポーツ新聞を見る時も、まずソフトバンクは勝ったのかなと思うようになりましたね」
宮本「毎回、福岡に住んでいる僕らも驚くような情報をお伝えできているので視聴者の皆さんにも改めて『福岡っていいなあ』と思っていただけているのではないかと思いますね」
──宮本さんから見て、羽鳥さんの印象は変わりましたか?
宮本「いや、変わらないです。カメラが回っていないところでも(テレビで見るイメージそのままの)羽鳥さんだなと」
羽鳥「だいぶリラックスしていますよ、福岡のおかげで」
宮本「東京では見せない姿ということになりますか」
羽鳥「はい、福岡のみです」
──これまで福岡県民も知らないディープな情報をお伝えしてきましたが、手応えはありますか?
宮本「まだまだ羽鳥さんにご紹介したいところがあるんですよ。僕自身のとっておきをご紹介したいという思いと…」
羽鳥「団地ネタ以外でね(笑)」
宮本「団地、ダメですかねえ? 今度、東京の赤羽台に団地ミュージアムができるんですけど、ご一緒しなくて大丈夫ですか」
羽鳥「大丈夫です(真顔)」
──今回の収録分の見どころは?
羽鳥「ゴッドハンドが福岡にいるなんて、知らなかったですね。福岡は食の街・自然いっぱいで景色がいい街だと思っていたんですが、健康にもいい街だなという新たな発見がありました」
──福岡でレギュラー番組を持つことによる、周囲の反応はどうですか?
羽鳥「東京などで活躍している方々が福岡で番組をやる理由が、福岡に来てみてよく分かりますね。番組自体もリラックスして楽しいですけど、それ以外の過ごし方がいい街だなと。(パンクブーブーの)黒瀬さんは、収録の前日に福岡に来ると楽しくて飲みすぎちゃうんですって。いい意味で『悪い街だな』と言っていました(笑)」
──番組が始まる時に「屋台に自由に出入りすること」を目標にしていましたが、今はどうですか?
羽鳥「屋台に入れないというところからスタートしたんですけど、今はもうフラッと行けそうな感じになってきました。この番組のおかげで」
──羽鳥さんなりの、東京とは違う福岡の番組ならではの臨み方というのはありますか?
羽鳥「そうですねえ…東京だとちょっと身構えてしまうんですが、福岡ではそういうことがないですね。リラックスして良い面が出ているところと、いつも頑張って隠している悪い面が出てしまっているかもしれないので(笑)。そういうところは、福岡の人の温かさで許してもらえるかなと」
宮本「(羽鳥さんの)脇を甘くさせるのが、われわれの仕事かもしれませんね」
羽鳥「甘くなっています(笑)」
──羽鳥さんから見た、宮本さんの印象は?
羽鳥「やはり福岡の朝を代表する人なので、臨機応変さもあり、ちゃんとするところはちゃんとするし、けっこうちゃんとしている人だなと。もう少しフワッとした感じかなと思ったんですが」
宮本「滑舌は甘いかも…」
羽鳥「甘いですねえ(笑)。でもそこは私と似ているというか、雰囲気で乗り切るタイプですね。朝の番組を担当する人はそんな感じかもしれません」
──宮本さん、福岡の団地ネタというのは?
宮本「団地ネタはいっぱいあるんですけど、ゴールデン帯でできるようなものはないかもしれませんね」
羽鳥「そんなに言うんだったら、1回やってみますか? 団地をテーマに」
宮本「ゴールデンで? 数字(視聴率)がすごいことになりますよ」
羽鳥「…やめておこうか(笑)」
宮本「じゃあ、最終回で。有終の美を飾りましょうよ!(笑)」
──今回収録分を含めて、残り6回となりました。番組への意気込みをお願いします。
羽鳥「福岡移住を最終的な目標に…移住までいかなくても、プライベートでもっと頻繁に来たいと思うようになりましたので、このまま残り半分…もしかなうなら『延長戦』もアリだなと」
宮本「福岡っていいものがまだまだあると思うので、それを全力で掘り起こして驚きのある番組にしていきたいです。あとは、羽鳥さんがもっとリラックスして楽しんでいただけるような舞台をつくりたいと思います」
7月22日(午後6:55)に放送される7月号のテーマは「羽鳥もワザワザ通いたくなる!福岡のゴッドハンド」。日本人の平均寿命は年々伸び続け、今や「人生100年時代」。老後の貯金がいくら必要かという話題ばかりが世間をにぎわしているが、長い人生を歩む上では健康も大いに気になるところである。福岡には、健康をサポートしてくれる頼もしい「ゴッドハンド」が数多く存在する。今回はスタジオに2人の「ゴッド」が登場し、その卓越した技術に迫る。スタジオゲストはなかやまきんに君、黒瀬純、LinQ・髙木悠未。スペシャルゲストとして、「羽鳥慎一モーニングショー」でレギュラーコメンテーターを務める玉川徹が登場した。
① 誤嚥(えん)性肺炎を防ぐカギは、声帯の強化にあり!
② ストローを使ったトレーニングでカラオケも上達?
③ KBC・日曜お昼の人気番組でおなじみの「歌ヘタ芸人」がVTR出演。トレーニングで歌声が劇的に改善。「ビフォー・アフター」に注目!
④ 福岡市東区出身のなかやまきんに君。通算4年半に及んだ「筋肉留学」の成果とは?
⑤ 有名アスリートがわざわざ東京から施術を受けに来るという足つぼマッサージ。その神技を玉川徹が体験!「モーニングショー」では絶対に見られない、玉川の表情に注目!
⑥ 今回も絶好調の髙木悠未のモノマネ。令和の時代に「昭和の歌姫」が蘇る?
足つぼマッサージを受けてスッキリしたであろう玉川が、スタジオ収録を終えて「はとりばす」にメインゲストとして乗車。車内では、知られざる玉川のプライベートと意外な人柄が明らかになる。アウトドア派という玉川は、大の旅行好き。旅先で釣りを楽しむこともあるそうで、福岡にもかなり詳しい。今回の放送では同じく旅行好きの宮本アナと「独身旅マスター」の座をかけて、福岡県内にあるとっておきの場所をプレゼンする対決が行われた。
ざっくり言うと「海vs森」の旅館対決。自然の恵み豊かな福岡ならではの、レベルの高い戦いとなった。羽鳥が「独身旅マスター」に選ぶのは、どちらか?