宮迫がダメなら手越は? 小杉は? 世間が言う「じゃあ、あの人もアウトじゃん!」という“タレントリスト”をまとめてみました!

<吉本興業が宮迫博之さん(49)とのマネジメント契約解消を発表>

7月19日12:40、日本テレビの昼のバラエティ番組にそんな速報が流れてから、宮迫さんの今後について話題となっています。

発端は6月7日発売の「FRIDAY」(講談社)。カラテカの入江慎也さんが所属事務所である吉本興業を通さず、宮迫さんやロンドンブーツ1号2号の田村亮さんら芸人仲間を連れて行った“闇営業”の様子がスクープされたこと。振り込め詐欺を行う半グレ集団と収まった写真は、インパクトを放ちました。その後もFRIDAYは続報を続け、スリムクラブと稲川会幹部との写真、そして最新号である7月19日発売号では、宮迫さんと2016年に福岡で発生した金塊強奪事件の主犯格とされる男らとの写真を掲載しています。宮迫さんの契約解除はこの報道が決定打となったと目されています。

しかし、SNSには疑問を持つユーザーも少なくありません。

「犯罪集団って手越も繋がりありますよね? 宮迫がアウトなら当然手越もアウトですよね?」

「手越は何で黙認されてるの?」

「金塊強盗犯の1人との写真が流出したNEWS手越は、相手が不起訴だったからセーフなの?」

ユーザーが指すのは、2017年5月、上記金塊事件で逮捕、のちに不起訴処分となった人物のフェイスブックから、NEWSの手越祐也さんとのツーショット写真が流出したこと。当時、朝日新聞も報じたことが事の重大さを物語っていましたが、ジャニーズ事務所は同紙の取材に対し、「面識がなかったが、本人も軽率だったと反省している」「手越のサービス精神が裏目に出てしまった」」と説明し、お咎めはありませんでした。

明暗わかれる、犯罪者や反社会的勢力との写真撮影。その処分は、関係の濃さや金銭授受があったのか否かによると思われますが、弊サイトでは、これまでそうした人物と写真に収まった著名人たちはどうなったのか、遡ってみました。

その一覧がこちらです。

<名前:写真の相手→結果(年)>

宮迫博之:詐欺グループ、半グレ→事務所契約解除(19年)

スリムクラブ:稲川会幹部→無期限謹慎処分(19年)

入江慎也:詐欺グループ→事務所契約解除(19年)

入江さん闇営業参加芸人:詐欺グループ→無期限活動休止(19年)

麒麟 田村裕:逮捕歴のある元暴力団組員→困惑(19年)

ブラックマヨネーズ 小杉竜一:前同

中田翔:前同

哀川翔:神戸山口組系暴力団組長→「ファンだと思って撮られるしかない」と事務所憤り(18年)

手越祐也:金塊強盗犯→処分なし(17年)

島田紳助:山口組系暴力団会長→引退(11年)

沢尻エリカ:住吉会系暴力団幹部→その前に事務所契約解除(11年/撮影は04年)

安倍晋三:逮捕された“山口組の金庫番”→さすがのスルー力(12年)

内田裕也、ジョー山中、桑名正博:山口組系暴力団→微動だにせず(00年代)

小林旭、江木俊夫、千葉真一、内藤やす子、天地真理、綾小路きみまろ、安岡力也、中野英雄、薬師寺保栄、清水健太郎、せんだみつお:暴力団→微動だにせず(90年代)

横山やすし:山口組系暴力団組長→それ以外にもろもろで契約解除(90年代)

北島三郎:稲川会新年会参加→紅白出場辞退(86年)

若山富三郎、勝新太郎、山城新伍、菅原文太:山口組系暴力団組長→処分という概念なし(80年代)

細川たかし:前同→別件で紅白辞退(08年)

美空ひばり:田岡一雄組長→当時の常識(50年代)

悪い人とのツーショット写真撮影、いまのところ、処分されるほうがマイノリティのようです。(取材・文◎じゅる王)

© TABLO