全国各地の14武将隊紹介 島原・パネルなど展示

全国の武将隊が紹介されているパネル展=島原城観光復興記念館

 長崎県島原にゆかりのある歴史上の人物に扮(ふん)し観光PRをする「島原城七万石武将隊」など、全国各地の計14団体を紹介する「全国武将隊パネル展」が20日、島原市城内1丁目の島原城観光復興記念館で始まった。9月1日まで。入場無料。
 夏休み特別企画として、島原城を管理運営する島原観光ビューローが主催。島原城では2013年に島原城七万石武将隊が結成。市内外の女性が演じる初代島原藩主の松倉重政や島原の乱を率いた天草四郎ら5人が演舞などのパフォーマンスを披露し来場者を楽しませている。
 会場には、全国に約80あるという武将隊の先駆け「名古屋おもてなし武将隊」など14団体の活動やメンバーを約50枚のパネル写真などで紹介。ブロマイド写真や缶バッジ、キーホルダーなど各隊のグッズ計約20種類を展示しているほか、七万石武将隊の陣羽織を着て記念撮影などもできる。
 同社の末續理さん(36)は「全国で活躍する武将隊を知ってもらい、ファンを増やしたい」と話している。

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